カレー番長への道 ~望郷編~ 第260回「京風カレー おいでやす」

今日は神田須田町にある「京風カレーおいでやす」でカレー修行だ。

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京風カレーとは一体どんなカレーなのか?
好奇心が押さえ切れずにやってきた。
カウンターのみの狭い店内。
まずは券売機でカレーを選ぶ。
カレーは野菜カレー、鶏そぼろカレー、豚ソテーカレー、
牛煮込みカレー、おばんざいカレー、シーフードカレーの6種類があった。
俺様は一番謎の「おばんざいカレー」を選択した。
やがてカレーがやってくる。

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カレーとライスの上には、カボチャ煮物、人参、金平牛蒡、
青菜ジャコ、えのきトマト煮、オクラ・・といったものがのっている。
これらは日替わりで変化するみたい。
特筆すべきはゴハン
有機肥料低農薬近江米を昆布とホタテの出汁で炊き上げ、
サバ粉とイワシ粉で調整したものらしい。
「醤油をかけてゴハンだけでも美味しく頂けます」との事だったのでやってみた。
確かに美味い!
カレーも出汁や野菜、フルーツなどを使った手の混みようらしいが、
カレーの方はインパクト足らず。
トロミの強いごく平凡なカレールーに思えた。
美味すぎる出汁ライスと混ぜるから何とかオリジナリティを保てているが、
逆に言えばライスやおばんざいの旨味を薄めちゃってる気もする。惜しい。
この店、カレーがもっと良ければ化けそうなのに・・。
思うにここのカレーはもっとシャバシャバで出汁の味が生きる薄味であるべき。
京茶漬けのカレー版みたいなやつ。