MSXとはMSXの事である 第8回「沙羅曼蛇」

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沙羅曼蛇
(コナミ)
1987年/MSX1/シューティング/6800円

 

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第2回でMSX版のグラディウス
「MSXでしか体感できない味付けの違うグラディウス
だった事を書いたが、そこからMSX独自の「グラディウス」の続編が生まれた。
それがグラディウス2(に)」と言われているタイトルで、
これは正規シリーズの「グラディウスII ゴーファの野望」
とはまるで別のゲームである。
本当はそれからご紹介するべきだが、我が家には残されていなかった。スマン。

 

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そのグラディウス2」の続編として発売されたのがこの「沙羅曼蛇である。
そうだ。このゲームはタイトルこそ「沙羅曼蛇」だが、
アーケード版「沙羅曼蛇」の移植ではなく、
沙羅曼蛇」風のMSX版「グラディウス3」なのである。

 

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アーケード版「沙羅曼蛇」はグラディウスとは違い
アイテムを取得して装備が変化するタイプだが、
MSX版「沙羅曼蛇」はグラディウス同様にカプセルストック方式である。
また、沙羅曼蛇らしきギミックは登場するが、ステージ構成はオリジナルである。
(アーケード版「沙羅曼蛇」の見せ場であるプロミネンスも登場しない)
2人同時ブレイできるのが大きな売り。

 

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横スクロールと縦スクロールのゲームが入り混じるのも
アーケード版同様の大きな特徴。
それにしても激烈に難しい。
アーケード版も難しかったが、こちらも理不尽に感じるほどに難しい。

 

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3面以降はプレイする順番が選べる。

 

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苦労してなんとか全6ステージをクリアした!
・・と思ったが、このMSX版「沙羅曼蛇」は特殊な構成になっている。
MSXにはROMスロットが2つあり、
スロット2側に「グラディウス2」挿していると、
ステージ7を遊ぶ事ができ、
そのステージをクリアしないと
真のエンディングを見る事が出来ない。

6800円も払ってソフトを買ってるのに、
前作を持っていないとエンディングが見れない・・。
かなり強気な設計ではないか・・。orz

 

余談であるが、マニュアルに記載されている「登場人物」

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ゲーム中にはまったく登場せずww
このイギー・ロック、ゾウィー・スコットというのが主人公(パイロット)らしい。
沙羅曼蛇正史にはいない人達みたいだ。