MSXとはMSXの事である 第4回「火の鳥 鳳凰編」

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火の鳥 鳳凰
(コナミ)
1987年4月5日/MSX2/縦シューティング/5800円

 

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手塚治虫原作の劇場映画の版権を使ったタイトル。
操作する主人公・我王が心の中の悪と戦うという設定で、
映画の内容とはほぼほぼ関係無い。

 

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強制縦スクロールのシューティングゲームだが、
左右に開いた通路から隣のマップへ移動出来る。
ただし強制スクロールなのでうかうかしていると通路へ入りこむ事が出来ず、
壁に押し潰されてしまう事も。

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ステージの最後尾と最前部が繋がっていて、ループする。
このマップのどこかに漢字の書かれた札が置いてあり、
それを取ると対応した扉が開く。
そうして道を切り開いて最終的には
ボス部屋の扉へ入るとボス戦になるというわけだ。

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強制スクロールシューティングで
このような探索を中心としたゲーム性は非常に珍しい。
同じ原作のタイトルでファミコン版が発売されているが、
あっちは横スクロールアクションゲームである。
コナミファミコンとMSXで同じタイトルでも
ベタ移植はせずに内容を変えてくる事が多かったが、
ここまで方向性が違うパターンも少ない。

今回久しぶりに挑戦したが、気を抜くとすぐ死ぬ難易度で、
出口を求めて延々と迷い続けるこの構成はキッツイ。

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途中で火の鳥にヒントが貰えたりするが、
ステージ4からステージ1に戻って取り残したパネルを集め直したり、
心が折れやすい。

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もともと方向音痴なので、
何度も同じところを往復し続けて魂抜けた。orz