発売元:ポニーキャニオン
発売時期:1984年2月
定価:2800円
機種:ＰＣ８８０１
(そのほかPC-6001mkII、ＭＳＸなど)
～紹介～
初期からたくさんのタイトルを排出したポニーキャニオンは、
オリジナルのアクションゲームも多く残してきた。
そのうちの一つが本作だ。
～ストーリー～
歩くことが大好きなウォーキー君。
今日もテクテク歩き回っているところ、猫の国に辿り着いてしまいました。
その時はもうお腹ペコペコ。
ふらふらさまよっているうちに猫達のくだもの倉庫につきました。
早速、いただきまーす、と言って食べていたところ、
警備員ニャンキーに見つかってしまった。
さあ、大変。
捕まらないうちに、トランポリンを利用してパックンパックンと全部食べちゃおー。
おいしそうなくだものが次々と出てくる楽しいゲームだ。
スピード、効果音も抜群で言うことなし。
～解体～
このゲームは、固定画面のドットイートゲームである。
真横から見た階層の分かれたステージ構成になっている。
テンキーの４と６で左右に移動。
ジャンプは出来ない。上の階層に移動するにはトランポリンを使う。
つまり『マッピー』と同じだｗ
『マッピー』同様にトランポリンは連続で使用すると破れてしまう。(４回目で破れる)
スペースキーでボムを床に置く。
ボムに敵が触れると敵は自滅。
ボムは連続で１個しか置けない。
ボムは初期１０個だが、死ぬごとに１０個追加されるようだ。
ポムやスコアが増えるアイテムも出現する。
画面上全てのフルーツを取るとクリア。
３ステージ目で時間内に全ての星を集めるボーナスステージがある。
敵の動きを読みながら挟み撃ちに合わない事を気をつけて進むのがポイント。
ようするにマッピーだね。(^^;
マッピーのように画面スクロールが無いのでよりシンプルに遊ぶ事が出来る。
けっこう中毒性があるよ。
デモを見ると敵を上から踏みつけるジャンプアタックがあるらしいのだが、
狙って出来る気がしないぜ(^^;
「迷子の子猫ちゃん」「蛍の光」「アルプス一万尺」
とＢＧＭに既存曲が使われており印象的。
余談だがこのゲーム、続編があるｗ
ゲームボーイで『タスマニア物語』という名前で出ている。
同名映画のゲーム化という形での登場だった。
～ＭＥＭＯ～
■第２回PONYCAオリジナルプログラムコンテスト／ポニー賞受賞作品
■ＦＤ版とテープ版の両方が出ていた模様
■作者は 一ノ関誠 氏
■コムパックから同名のゲームが出ているが別物
