今日のチョイ呑み(3)「まるます屋」

赤羽で最も有名であろう店「まるます屋」でチョイ呑み。

本当は他の店を目指していたのだが、その店が臨時休業中。
平日なので、いつも行列で入れない「まるます屋」がすぐ入れる模様。
これはチャンスと飛び込んでみた。
昼過ぎの14時半だというのに、
店内のカウンターには人がギッシリで賑わっている。
店の中央では女将さんが客席ごとの注文を札みたいので管理している。

バリエーションが足りないのか、50円玉とか混じってるけどw
俺様はそんな女将さんの正面に座らされた。
ここは鯉と鰻が看板なのだから、まずは鰻丼を食べなければ始まらない。
俺様は鰻丼とビール大を注文した。
待っている間、店内に貼られたメニューを眺める。
鰻と鯉の他にも色々なメニューがあるなぁ。
これは回数重ねないと攻略しきれないぞ。
ビールを喉に流し込みながらこの騒然とした戦場を楽しむ。
女将さんの注文確認の声が響き続ける。
その中で皆さん思い思いに飲んでいる。
いいですな。
この落ち着きの無さが東京呑みっぽいですなぁ〜。
やがて鰻丼がやってくる。

1500円なのに普通に一人前分の量があるね。
うん、香ばしくて美味い。
鰻を日常食として食べる庶民のお味。
アルコールが進むね。肝吸いとお新香もセットです。
さて、空腹も満たされたから本格的に呑みますぞ。
ここはもう一方の看板である鯉を食べないといけません。
鯉は生刺しで行きましょう。

実は鯉を食べるのは初めて。
ましてや刺身なんてのは生臭く無いのかしらと不安になっていたけど、
全く気にならない。
ちょっと歯応えのあるタイの刺身って感じ。鯉のイメージ変わったなあ。

最後は揚げ物でしめましょうか。
大衆酒場で酒のツマミで食べる揚げ物は美味さ3倍増しだもんね。

こちらは玉ねぎ串。2本セットです。
ソースをたっぷりつけてガブリ。
うん!このサクサク感とジュワッと広がる油感。ビールが進む進む!
もう一つのツマミは女将さんの独り言。
注文確認を連呼する合間に
「今日は年齢層高いね」
アド街見てきた客だね」
「80過ぎて元気に飲むね」
など実況しているw
地方で美味い地酒をじっくり堪能するのも素敵だが、
こういう東京呑みも忘れちゃいけませんやね。