宇都宮焼きそばの旅

今日は宇都宮に焼きそばを食べに行った。
宇都宮と言えば餃子が有名だが、
実は焼きそばもご当地グルメなのだ。
宇都宮には焼きそば専門店が多いんだけども、
まだまだ餃子のように行列が出来るまではメジャー化していない。
そんな焼きそばを食べたくて宇都宮入り。
いきなり食べるのもアレなんで、まずは大谷石採掘場跡を訪れた。

地下へと降りていくと気温が急激に落ちていく。
この真夏に地下の温度は12度だって。
寒がりの人は地下へ降りる前に
無料貸し出しをしているブランケットを手に入れておくべし。

ここは大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間。

あまりに巨大な空間に唖然となる。

まるで3DダンジョンRPGだぜ。
具体的に言うと「キングスフィールド」の世界だぜ。
いつモンスターが出てきても驚かないっつーの。





このあたりは石の里という事で、
地下だけでなく外も壮大な風景に囲まれている。
休憩所ですらこんな感じだw

しばし景色を眺めながら周辺を散歩する。


その流れで日本最古の石仏があるという大谷寺へ。

残念ながら大谷観音は撮影禁止だったが、
館内へ入ると壁面に直接観音が彫られていて幻想的だったぜ。
寺を出てすぐ行ったところに平和観音がある。

この巨大な石像は、太平洋戦争の戦死者を追悼するために
6年かけて凝灰岩層壁面に総手彫りで彫られた像である。
 
ちなみにこれらのスポットは、
宇都宮駅からバスで30分あれば行ける場所。
バスの出発時間さえ合わせれば気軽に行けるのでオススメだ。
 
さて、いよいよ焼きそばだ。
宇都宮市内へ戻り、目的の店へ向かう。
「石田屋やきそば店」というところへ到着するも、
『8/18まで夏季休暇致します』との張り紙が・・。
そこで俺様は第2候補の店を目指す。
そこはさらに駅から遠い場所にあった。
宇都宮城跡を横目に道を進む。
ときおり雨が激しく俺様を濡らす。

道に迷ったりしながら、15時頃にやっと到着。
それがここ「焼きそばキング」さん。

地元感の強い店舗。
駅からも離れてるから、知る人ぞ知る店なのかも知れない。
夏季休暇してなくて良かった(^^;
平日だし、時間的に昼を過ぎていたので客は俺様一人だった。
メニューの中から俺様は「ミックス焼きそば(大)」を注文。
そしてビールも。ノドがカラカラだったからね。
すぐに焼きそばがやってくる。手際良い。

焼きそばの上には揚げ玉、豚バラ、目玉焼きがのっている。
これはミックスの具だろう。
基本の焼きそばにはキャベツとひき肉が絡められいている。
テーブルには青のり、紅ショウガ、七味、ソースなどが常設されており、
自分好みに味を調整するのは宇都宮流なんだそうだ。
麺はもちもちの太麺でソースの絡みも良い。
揚げ玉が香ばしさを加速させている。
豚バラの脂っ気と塩っ気も香ばしさに好アシスト。
濃厚過ぎずに次々と口に運びたくなる魅力。
そしてこの焼きそばと一緒に飲むビールが美味い!
惜しむらくは生ビールが無かったこと。
ちなみにこの焼きそばが700円。ビールが300円で計1000円。
安いなぁ〜。
 
けっこう汗かいたし、雨にも濡れたので、
スーパー銭湯に行く事にした。

値段はけっこう高いけど、
駅からも近くて利便性の良いスーパー銭湯だ。
風呂もたくさんあるし、プールまであったりして施設は◎。
ロウリュウの熱風を浴びてすっかり体をほぐす。
 
宇都宮駅へと戻ったが、
やはり餃子を食べずして帰るのは片手落ちだ。
前回の「餃子食べ歩き」で選択しなかった健太餃子に入る。

ここは駅ビルの中にある。
去年は無かった気がするなぁ?
俺様は12種類の健太餃子が食べ比べられる「食べ比べ餃子」を注文。
当然、麦ジュースも一緒に頼む。
やがて餃子がやってくる。

まずは麦ジュースをゴクゴクゴク。
うめぇーーーーーーっ!!!
乾いた体に染み込む染み込む。
餃子は健太餃子、舞ちゃん餃子、ニラ餃子、チーズ餃子、ニンニク餃子、
お肉餃子、エビ餃子、スタミナ健太餃子、激辛餃子、シソ餃子、
どんこ餃子、舞茸餃子・・
といったラインナップ。
どれがどれか推理しながら食べるのが楽しい。
中でもエビ餃子とシソ餃子が良かったね。激辛餃子はビールが進むね。
しかし、どれも美味いじゃないか。
健太餃子って他の有名餃子店と比べて行列があまり出来てないんだけど、
味的には全然劣ってないと思ったよ。
そんなわけでここで麦ジュース4杯もいっちまったい。テヘペロ