今日は仕事を抜け出し久しぶりの西新宿。
今日はあの夢民カレーを模倣した店『インド式チャオカリー』に行ってみる事にした。
高層ビルの森に迷いまくり。
辿り着いてみると、スパゲティの名店「HASHIYA」と同じビルにあったよw
到着したのは開店時間と同じ11時半。
開店するなり席が埋まる盛況ぶり。
カウンターに座った俺様はメニューに目を通す。
やはりほとんどメニューの構成は夢民と同じだ。
この店に訪れた一番の理由は
「夢民体験を再び味わう事が出来るかどうか?」に尽きる。
もう食べる事が出来ない夢民カレーの味が継承されているなら、
こんなに嬉しい事は無い。
俺様はかつて定番にしていたベーコンエッグ野菜トマトカレーを注文した。
やがてカレーがやってくる。
見た目はまさに夢民式だ。
口の中に運ぶと野菜の味が広がる。
うむ。ルーが少なめで野菜炒めカレー味を食べている感覚。
なるほどなー。
完食して思う。
夢民カレーと何が違うのか?と問われれば何も答えられない。
だが、あのとき味わった感動はわいて来なかった。
それは本当に味が違うのかも知れないし、
夢民への郷愁がそう思わせたいだけかも知れない。
店を出ると並んでる人もいた。
この店だけでなく、他の店舗もどこも列が出来ている。
どうやらこの野村ビルというのは、
平日サラリーマンが集うランチスポットだったようだ。
過ぎ去った宝物を取り戻すのは難しい。
思い出には誰も勝てないからだ。
だからその一瞬を全力で生き、
新たな宝物を求める航海を続けるのだ。
そんな事を考えながら、
俺様は新宿を後にするのだった。