ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(95)「ミゾグチヤ東十条店」

今回は東十条の駅前すぐにある「ミゾグチヤ東十条店」でたまのラーメンだ。


ここは
「もしも二郎系ラーメンをネパール料理のアプローチでインスパイアしたら?」
という「ドリフの大爆笑」のコントみたいなコンセプトの店である。
その名も「ネパル麺」
(普通の二郎インスパイア麺もある)


店内に入るとすぐ目の前に券売機。
俺様は「ネパル麺・大」「ライス(小)」を購入。
店内はカウンターのみ。
カウンターに座って食券を提示すると聞かれる。
「ニンニクとマサラはどうしますか?」と聞かれる。
ニンニクはともかくマサラはよくわからなかったが、
「お願いします」と飛び込んでみたw
たぶん二郎のように「野菜マシ」とか「アブラマシマシ」とか
応用注文が出来るんだろうけど、
どこにもルールは記載されていないので初来店者にはムズい。
やがてネパル麺がやってくる。


うわー。なんだか二郎系ラーメン食べるの久しぶり。
「俺はこれが食べ切れるんだろうか?」
と緊張感に包まれるのが醍醐味なんだろうねえ。
麺の上にはモヤシ炒め。
まずはこれから食べて山を低くしていかないと麺が食べづらい。
モヤシの中には大根のアチャール(日本で言う沢庵)が混ぜ込まれている。
ポリポリとした食感と程よい酸味でモヤシを飽きさせない。
チャーシューはゴロッとした塊が二つ。
思ったよりクドく美味い。
ライスのオカズとしてほとんど食べちゃったw
ニンニクはモヤシが無くなってきたら、
スープに溶かして全体を混ぜるのがよろしかろう。


麺は太麺ゴワゴワ系。
これネパールの穀物「コド」と日本の小麦粉をブレンドしたものだそう。
あまりスープを持ち上げないから、あっさりと食べられるなあ。
大は360g。後半ちょっと麺に飽きてきたなあ。
次回は中ぐらいのボリュームで良いかも。
スープは豚骨ベースに独特の香辛料がブレンドされている感じ。
もっとスープカレー寄りなのかなと思ってたけど、ラーメン濃度の方が高いね。
実はこの店、「カレー番長への道」案件かと思って訪れたんだけど、
カレーと言うよりラーメンだね。
東十条という土地はほとんど来ない場所なのだが、
駅前の商店街には南アジア系の人達をたくさん見かけた。
あとで調べたら、東十条は都内で最も多くのバングラデシュ人が暮らす街で、
「東京のリトル・ダッカ」とも呼ばれているらしい。
なるほどなー。
今度、バングラデシュ料理でも食べにくる計画立てようかな。