今日のチョイ呑み(200)「ビールスタンド重富」

今回は広島駅に隣接するekieキッチンにある「ビールスタンド重富でチョイ呑みだ。

チョイ呑みもようやく200回を迎えたか~。感慨深い。
さて、こちらのビールスタンドについて前情報を書いておきたい。
広島市中区銀山町に、美味いビールを飲ませる事に特化したビールスタンドがある。
その店の営業方針は徹底している。
営業時間は17時から19時の2時間のみ。
メニューはビール1種類のみ。
来店時に飲めるのは2杯まで。
そこまで徹底されると試したくなるのだが、
営業日時が限られ過ぎていて、遠征組の俺様が合わせるのは困難。
だが、なんとこの「ビールスタンド重富」、広島駅にも店舗があるらしいのだ。
しかもこちらの方は10時から21時まで営業しているので合わせやすい。

 


メニューを見るとまず驚く。
メニューに載っているのはビールの種類ではない。
ビールは1種類の銘柄のみ。
それの“つぎかた”を指定するのである。
「一度つぎ」「二度つぎ」「シャープつぎ」「三度つぎ」
「マイルドつぎ」「ミルコ」
えー、つぎ方で一種類のビールがそこまで味変わるのかー!?
(※シロップを加えた「瀬戸内レモンビール」「はっさく」「ブラッドレッド」あり)
せっかくなので俺様は完成まで3分ほどかかる「マイルドつぎ」を選択。

やがて「マイルドつぎ」のビールがやってくる。


きめ細かな泡に包まれたビールだ。
そして飲んでみる・・。
え!おいしい!!
まるでクリームのような泡の奥から、爽やかな麦の香り漂うビールが流れ込んでくる。
クラフトビールでしか味わった事がないような苦味のない繊細さ。
どうやら「三度つぎ」で出来上がったビールから、
さらに泡を滑らかな泡に置き換えたのが「マイルドつぎ」らしい。
ビールの苦味というのは泡の中に含まれているらしく、
その泡を制御するとここまで顔色を変える事が出来るらしい。
手が込んでる。普通の店じゃここまで出来ない。
ビールスタンドに特化しているからこそ味わえるんだろうなぁ。
でも待てよ。これもともとこういう美味いビールなんじゃないの?
疑り深い俺様は、このビールの銘柄を店主に聞いてみた。
このビール、一般的に広く普及している「アサヒ生ビール」だという・・。
えーーーーっ!!!!
あのお馴染みのアサヒ生ビールかよっ!!
おみそれしました。

 

素敵なビール体験だったので、近くの店舗で売っていた
「揚げもみじまんじゅう」でシメてみた。
これもすげぇ美味いぞ。
サクサクと香ばしい食感の中から顔を出す餡と生地の相性の良さよ。
これ店舗で揚げたてを食べるから余計に美味いんだろうね。
油の重さは一切無し。