鶴の湯温泉

俺様は今まであらゆる入浴剤を試してきた。
そんな中でベストに選ばれた入浴剤がコチラだ。


最近では毎日これを使っている。
そんな毎日を送っているうちに「これの本物に入りたいな」と思うようになってきた。
そこで乳頭温泉郷へと向かった。


乳頭温泉郷」へは「田沢湖」駅からバスで向かう。
乳頭温泉郷」には7軒の温泉が点在する。
今回はそのうち最も歴史の古い鶴の湯温泉にやってきた。
およそ1688年あたりから経営されていたらしく、
秋田藩主の湯治場だったとのこと。

 

風呂に入る前に食事をとる事にした。
ここでは11時半から13時までなら食事を取る事ができる。
俺様は山の芋鍋A定食」を注文した。
やがて定食がやってくる。


うわー、美味そう。
小鉢は3つで、なめこ、わらび、あと何だろコレ?

 

そして山の芋鍋!


伊勢芋で作ったつみれ、豚バラ、牛蒡、しめじ、えのき、
葱、しらたき、せり・・といったものが入っている。


味噌仕立て。この味噌は枝豆から仕立てた自家製らしい。
ポカポカと温まる伝統的な味。うまうま。
一人分とはいえ、量もたっぷり。

 


そしてこのイワナの塩焼き」が絶品!
イワナって鮮度や質で全然美味さが変わるんだよね。
ふっくらと甘い身が香ばしい塩にくるまって幸せがブワーッと広がる。
思わず白米を掻き込まずにはいられない!
白米おかわりしたい~。(白米自体も美味い)

最後にいぶりがっこでシメ。
いや~、よい昼食だった。

 

さていよいよ温泉に浸かる。
日帰り入浴は600円。
ここには鶴の湯、中の湯、白湯、黒湯、滝の湯という5種類の湯がある。
見た目は同じ乳白色の湯だが、源泉が異なり、成分も違うらしい。
全て入ってみたが唯一の露天である「鶴の湯」が別格。


▲この垣根の向こうが鶴の湯

ある日、傷ついた鶴が温泉で体を癒やしているのを猟師が発見した。
それで「鶴の湯」と名付けられたらしい。
周囲は雪に囲まれ、空からは粉雪が舞い落ちる。
なんという景観の良いお風呂だ。
雪で冷やされているから、温度もぬるめでいくらでも入ってられる。
ちなみに露天風呂は混浴カップルで訪れる人も多く、
普通に女子もお湯につかっている。
ドブロクみたいなにごり湯なので、
湯の中に入ってしまえば裸体を他者に見られる事は無いぜ!
女子達、安心したまえ!

 

ちなみにこの温泉は宿泊も可能だ。


こんな感じのところに泊まれるようだ。
温泉入って、こんな囲炉裏で晩酌して、雪深い静かな夜を過ごす・・
最高としか言いようがないぜ。

 


温泉には2時間ぐらい入っていたかな。
すっかり体も心もほぐれた。
帰りに迎えのバスが来る間、施設の隣にある神社に行こうと思ったが・・


道のりが普通の装備だと無理ゲーっぽかったのでやめといた。(^^;