Virtua Fighter2 VS 鉄拳2
メーカー不明
発売日不明/格闘/定価不明
格闘ゲームブームも長く続くと、
より刺激が欲しくなってくる。
すると有名タイトル同士のコラボが実現していった。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」を皮切りとして
「SNK VS. CAPCOM」「ストリートファイター X 鉄拳」
「ファイターズメガミックス」「MARVEL VS. CAPCOM」など。
そんな中、メガドライブで「Virtua Fighter2 VS 鉄拳2」が実現していた!
と言っても当然、セガやナムコが認めたゲームではない。
このパッケージからしてオリジナルの画像を組み合わせたほぼコラージュ画像だw
パッケージにはメーカー名などの情報は一切書かれていないので
どこの国のいつ頃のソフトなのかは不明である。
ゲームを立ち上げるといきなりタイトル画面。
パッケージではタイトルが「Virtua Fighter2 VS 鉄拳2」となっているが、
タイトル画面では「V.R FIGHTER VS TAKEN2 鐵拳」となっている。
つまり本作は「バーチャファイター」とも「鉄拳2」とも無関係なのだ!
(鉄拳の英語名は「TEKKEN」であり「TAKEN」では無い)
モードは「ARCADE MODE」「VS MODE」「OPTION」の3つ。
OPTIONではゲージの長さ、マッチ数、試合時間、
コンティニュー有無、COM難易など細かく設定できる。
優しい設定にして「ARCADE MODE」を進める。
選択出来るキャラクターは12人。
PAI
WOLF
LION
SHUN
HEIHACHI
JUN
LEE
PAUL
BAHN
KAZUYA
「バーチャファイター」から5体、
「鉄拳」から5体、
そしてなぜか「ファイティングバイパーズ」から2体参戦している。
AKIRAを使って進めてみる。
選択画面ではポリゴンだったが、
ゲーム本編はキャラも背景もきっちりとドット絵w
方向ボタン左右で前後移動。
下でしゃがみ、上でジャンプ。
相手側に方向ボタンを2回入れると踏み込み。
Aボタンでガード、Bボタンでパンチ、Cボタンでキック。
しゃがみ、ジャンプ、踏み込みと攻撃を組み合わせると変化。
また、コマンド技もあるみたいだけど、
そういう情報はどこにも無いので遊びながら試していくしかない。
あと投げ技は存在しない。
一応、キャラごとにそれっぽい技を使ってたり、
ステージの奥でハトが飛んでいたり、
オリジナルの画像をコピーしただけのパッケージやタイトル画面に反して
ゲーム本編はこだわりを感じる作りだ。
キャラクターと順番に試合を行っていく。
つまり全12ステージだ。
最後は同キャラ対戦で終了。
エンディングは1枚の画像のみ。
キャラごとにある模様。
ゲーム内容は「イーアルカンフー」に毛が生えた程度wだが、
鉄拳やファイティングバイパーズのキャラクターが
ドット絵になっているのは単純に新鮮。
また、この手の無法ゲームでも投げやりな作りにせず、
ちゃんとドットを打っているのは真面目だ(爆)
珍味として楽しむには良い題材だろう。
高額で買うほどじゃないけど。