やっぱりセガが好き第88回「メガトラックス」


メガトラックス
ナムコ
1991年8月6日/レース/6000円

 


1989年にアーケードで登場した「フォートラックス」というゲームの移植
ナムコメガドライブ10本目のタイトル。
開発はナウプロダクション

 




本作は四輪バギーのレースゲーム。
モードとしては1人で全16戦のレースを勝ち抜いていくUSA CHAMPIONSHIPと、
二人対戦を行うVS 2PLAYERの2つが用意されている。

 


レース開始前にバギーの変更、BGMの選択、フリー走行ができる。
バギーは4種類。
緑のボディ/最高速重視タイプ/マニュアル
赤のボディ/加速重視タイプ/マニュアル
青のボディ/最高速重視タイプ/オートマチック
?のボディ/加速重視タイプ/オートマチック
セッティング的な要素は無い。

また、この画面のパスワードをメモしておけば、
電源を落としても続きからレースに挑戦できる。


1人で遊んでも2人で遊んでも画面は一緒で、
上下に画面が分割されていて狭い。
バギーの大きさに対してコースの幅が狭く、ミニゲーム感が強い。
スタートするのは2台のバギーで、
CUPとのタイマン勝負で勝利すると次のコースへ挑戦できる。
(負けても同じレースを何度も挑戦できる)


Bボタンがアクセル、Aボタンがブレーキ。
マニュアル車の場合はCボタンでローギアとハイギアを切り替える。
このゲームはカーブを曲がるのが難しい。
ハンドルを切り続けているとスピンしてしまう。
スピンは減速しても発生する。
当然、ハンドルを離すとコースアウトするし。
ドリフト操作も試してみたが、一度も成功しなかったので、
存在するかどうかわからない。


アーケード版にあったコースの傾斜は省略されているが、
ジャンプ台のような山になっている場所がコースに点在する。
ジャンプ時に方向ボタンの上下でジャンプの高さを調整できる。
マニュアルには「高く飛んで飛距離を稼ぎましょう」と書かれているが、
では低く飛ぶメリットは何なのかよくわからない。
ジャンプは着地寸前にアクセルを離さないと減速してしまう。

 


タイマン勝負のはずが、それ以外のバギーとも遭遇する。
接触すると急減速するのでかなり邪魔だ。

 


ギリギリで勝てた!

 


3レース目まで勝利できたが、コース4で全く勝てなくなったのでプレイ終了。
相変わらずスピンが克服できないので限界だろう。


アーケード版も殺風景な画面のゲームだったが、
そこから傾斜要素を無くして、画面を小さくコースを狭くしたのだから、
そりゃあ、当時でもショボい画面に見えたさ。

 


▲こちらアーケード版の画面

 

せめて1人で遊ぶときは対戦モードと画面構成を変えて大きく見せて欲しかった。
あとスピンを制御するのは難しすぎるので、
減速したらスピンが起こらないぐらいのライトさの方が、
レースが盛り上がったんじゃないだろうか?

ジャンプは気持ちいいんだから、
気持ちよく走れる方向に舵を切れば良かったのにと思う。