月見ラリー2022 - 大帝王通信ブログ

秋の空気が流れ始める9月。
マクドナルドでは「月見バーガー」を期間限定で売り始める。
1991年に初めて発売された月見バーガーは定番となり、
9月になると「今年も月見バーガーの時期か～」と感じて無性に食べたくなる。
もはや日本の風物詩の一つにまで昇華した月見バーガー。
マクドナルドが作り出した風物詩に
他のファーストフード店も追従し出した現象も面白い。
そこでこの記事では、
この時期でしか食べる事が出来ない「月見商品」を食べて比較していこうと思う。

【マクドナルド】
月見ムーブを生み出したマクドナルドの今年の月見商品は以下の通り。

・月見バーガー(基本の月見バーガー)
・チーズ月見(月見バーガーのチーズ入り)
・月見マフィン(朝専用のマフィン版)
・こく旨すき焼き月見(2022年の特殊月見枠)
・月見パイ(あんことモチのパイ)
・月見マックフルーリー(栗のマックフルーリー)
・月見マックシェイク(安納芋のマックシェイク)
・チキンマックナゲット柚子七味ソース

今回は「チーズ月見」を食べてみる。

厚めに焼かれた卵の上にベーコンとオーロラソース。
そして卵とパティの間にチェダーチーズ。
やはり美味い。記憶から呼び起こされる完成度の高い美味さ。
このオーロラソースが変わらぬ美味さの秘訣っぽいな。
しっかり月見が主役になっているのもポイント。
シンプルな構成ながら、31年間人気だった貫禄だな。

【ロッテリア】
ロッテリアの月見商品は以下の通り。

・半熟月見絶品チーズバーガー(通常メニューの絶品チーズバーガーに月見をプラス)
・半熟月見エビバーガー(通常メニューのエビバーガーに月見をプラス)
・半熟タマてりバーガー(通常メニューのてりやきバーガーに月見をプラス)
・半熟タマてりチキンバーガー(タマてりバーガーのパティをチキンに)
・半熟タマてりごはんバーガー(タマてりバーガーのバンズをライスバンズに)
・半熟タマてりチキンごはんバーガー(タマてりごはんバーガーのパティをチキンに)

まずは「半熟月見絶品チーズバーガー」を食べてみる。

パティ、ナチュラルチーズ、月見というシンプルな構成。
特に特徴的なソースの存在も確認できず、胡椒で味付け。
卵の味があんまりしない。成形卵っぽいなぁ。

続いて「半熟タマてりチキンバーガー」に行ってみる。

鶏むね肉のすり身を揚げたものに月見とレタス、そして全体を照り焼きソースが包む。
甘辛いてりやきソースの主張が強い。
パティはすり身だけあって柔らかい。

いずれも月見の存在感が薄く「マクドナルド」の圧勝。

【ケンタッキーフライドチキン】
ケンタッキーの月見商品は以下の通り。

・月見フィレサンド
・チーズ月見フィレサンド
・月見和風カツサンド
・チーズ月見和風カツサンド

パティがフィレチキンか和風チキンカツか、
そしてチーズがあるかないかで４パターン。
実にわかりやすい。

ますば「チーズ月見フィレサンド」を食べてみる。

フィレチキンの上にチェダーチーズ、そして月見、レタスと重ねてある。
調味料はマヨネーズかな？
レタスがたっぷり入っているのは嬉しい。
そして何よりケンタだけあってチキンが美味いよね。
チキンが美味いなら、半熟トローリの卵が絡まって美味くならないわけない。
チェダーチーズも良い相性。

続いて「チーズ月見和風カツサンド」。

こちらはレタスじゃなくて千切りキャベツがのっている。
そしてカツには甘辛いタレがたっぷり。
卵との相乗効果はこちらの方が上かも。
そしてやはりチキンが美味い。

ケンタはケンタの強味を活かした良い月見商品だった。
でも俺様は普段からケンタでサンド食べないから、
もう月見が入っていないサンドは物足りなく感じちゃうかも。(^_^;

【コメダ珈琲店】
コメダの限定月見は「フルムーンバーガー」の一点。
食べてみた。

まずめちゃめちゃ大きい。
そしてパティが肉厚。ハンバーグステーキと呼ぶに相応しい。
レタス、チーズ、エッグオムレツに
サウザンソースと辛子マヨネーズが絡む。

これはもうファーストフードじゃないな。
グルメバーガーだわ。
値段も750円だから同列では語れないけども。
美味いし、食後にめっちゃ腹膨れた。

【モスバーガー】

モスバーガーの月見メニューは「月見フォッカッチャ」一点。

グリーンリーフと千切りキャベツの上へＵの字型にソーセージ。
中央にマッシュルームやナスの入ったソース。
その上に半熟卵ののったフォッカッチャという変則スタイル。
今まで食べた月見バーガーとは明らかに異質。
そしてちょっと食べにくい。(^^;
まあ、美味いけどね。
全体のインパクトで月見が霞んでいる。