カレー番長への道 ~望郷編~ 第179回「カレバカ世紀」

“ハトのマークの手作りカレー”というキャッチフレーズのカレー屋さん。
それが目黒にある「カレバカ世紀」である。
目黒駅を出て権之助坂を降りていく。
ラーメン屋などが数軒並ぶランチ激戦区を通過し、
坂が終わる頃の場所にこの店はある。
看板を発見したらエレベーターで4階へ。

f:id:g16:20190215214307p:plain

L字型のカウンターのみの店内。
昼過ぎについたが8割客で埋まっていた。
店主が一人でまわしている。
メニューを見るとカレーはキーマ、チキン、豚角煮の3種。
ハーフ&ハーフが出来るようだったので、
チキンと豚角煮のハーフ&ハーフカレーにした。
さらにトッピングで半熟玉子。ライスは大盛り(無料)とした。
辛さは聞かれなかったので、何も言わないと「普通」の辛さで出るのだろう。
やがてカレーがやってくる。

f:id:g16:20190215214330p:plain

テーブルにはらっきょうが常設されているので、
まずはらっきょうを中央にのせてみた。
ハーフ&ハーフはランチメニューじゃないんだけど、
全てのカレーにミニサラダがついてくるみたい。
(ランチメニューだとラッシーとかもついてくるようだ)
 
さてチキンカレーから食べてみる。
スパイスが強く効いているカレーだね。
カルダモンかな?大きい粒のままときおりバリッとした食感。
なかなか面白い。そしてチキンも柔らかく煮込まれていて美味い。

豚角煮カレーはメニューに「赤ワイン風」って書いてあったけど、
「風」って事は実際には赤ワインは入ってないのかな?
トマトの酸味を感じるパッション系カレー。
こちらはチキンカレーと比べて欧風の雰囲気で別角度に美味い。
またじっくり煮込まれたであろう角煮も美味く、
カレーと一緒に食べると口の中に幸せが広がるぜ。

どちらのカレーもクオリティが高かった。
深めの皿で出てくるので量も多め。
これで1100円というのはなかなかのCPの高さだ。
今度来る事があったらチーズのせようかな。

会計のときに店主が料理の手を止めてカウンターの外へ出てきてくれる。
効率を考えたら食券機とかあるといいだろうなぁ。