自作ゲームTシャツ その26

埼玉県浦和市の家庭教師派遣会社がパソコンソフト開発に進出。
学習ソフトなどを作っていたわけだが、
やがてゲームソフトにも手を広げていった。
1983年には「第一回アドベンチャーゲームコンテスト」を開催。
入賞作品をパッケージとして販売。
ムー大陸の謎」「黄金の墓」などである。
この頃、ブランド名を「マジカル・ズゥ」とした。
マジカル・ズゥと言えば印象的なのが「ザ・スクリーマー」だろう。
ゲームシステム的には難の多いゲームであったが、
そのオリジナリティ溢れるサイバーパンクな世界観は
多くのパソコンユーザーを魅了した。
だが、そんなマジカル・ズゥも1986年にリリースされた「摩訶迦羅」を最後に
ゲームソフト事業から撤退してしまう。
同社にホビー事業部が出来てからわずか3年の出来事であった。
そんなキラ星のような存在だったマジカル・ズゥに思いを馳せて
世の中に出なそうな自作ゲームTシャツ第26弾作ってみた。

 

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「摩訶迦羅(マカカーラ)」である。
縦書きのタイトルロゴが思いのほかTシャツのデザインとしてしっくりくるぜ。
「摩訶迦羅」はトップビューのフィールドと、3DのダンジョンからなるRPGで、
和風の禍々しい世界観がマジカル・ズゥらしい独特な雰囲気を作り出していた。
ただ色々とクセの強いゲームで、難易度は激高。
俺様も途中で挫折してクリアには至っていない。
こちらも「ザ・スクリーマー」同様に
“世界観は素晴らしいのだけどシステム設計の質が追いついていない”
という印象だった。
もう完全に内容忘れてるから、機会があればまたプレイしてみたいけど、
たぶんクリアは無理だろう。(^^;