カレー番長への道 ~望郷編~ 第263回「マジカレー」

久しぶりに元祖カレーの激戦区である神保町へ。
だが日曜にカレーを食べに行く場合は注意が必要だ。
有名店のほとんどは日曜は定休日だからだ。
この日、候補の店は名前と場所しか調べていなかったので、
4軒まわったがいずれも空振り。
仕方ないのでスマホで有名店の一つ「古瀬戸」を調べたら営業中の表示。
だが到着してみると「本日の営業は13時半から行います」の張り紙。
まだ1時間以上ある・・。orz

だが「古瀬戸」の並びにある「マジカレー」が開いている!
俺様は「マジカレー」で食べる事にした。

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こちらは2018年の神田カレーグランプリ優勝店だ。
この通りには「古瀬戸」の他にも
「鴻オオドリー」「エチオペア本店」「spice Kitchen3」
といったカレー屋が隣り合う激戦区の中でも超激戦区だ。
(エチオペアも日曜営業してたよ)

扉の前の券売機でカレーを選択。
俺様はオムカレー「手ごねハンバーグ」を追加。
店内のカウンターに座って食券を渡す。
ライスは大盛り無料なので「大盛り」にした。
やがてカレーがやってくる。

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中央にカレーの海に浮かぶライスの島にはオムの森が広がり、
ハンバーグが漂着している。
ルーはオーソドックスな欧風カレーであるが、
よ~く煮込まれているのがわかる。
ルーの中にはほとんど具が確認できず。
溶け込んでるんだろうけど寂しい。
ふわとろのオムとハンバーグはそんな寂しい状態を後方支援。
そして最も注目すべきは福神漬だ。

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容器には「真剣!神福漬け(かみふくづけ)」と書かれている。
すげーハードル上げまくり。(^^;
ただ、食べてみると、確かに他の福神漬けとは明らかに違う。
野菜を感じる福神漬けだった。
「神」は言い過ぎだけど、スマッシュヒット。

この店、スタンドカレーとしては上質だけど、
鮮明に記憶に残る何かがカレーに欲しかったね。