グラディウス
(コナミ)
1991年11月15日/シューティング/6000円
コナミPCエンジン参入第一弾となったタイトルは、
同社の代表作の一つ「グラディウス」だった。
PCエンジン発売から4年間も様子を見たコナミ。
俺様のまわりではこの「グラティウス」の登場は
たいしてインパクトを持っていなかった。
「グラディウス」はすでに4年半も前に
完全移植に近いX68000版が登場しており、
本作は今更感の強いタイトルだった。
また、様々な点でアーケード版が再現できていなかったり、
購入したプレイヤーからの評判もそれほど良くなかった。
だが本作はアーケード版の劣化移植などという安易なものでは無かった。
それはまずこのタイトルロゴにあらわされていた。
グラディウスのロゴは本来こうだ。
だがPCエンジン版のロゴは青い。
これじゃあ、まるでMSX版グラディウスじゃ・・
ハッとした。
そんなまさか・・。
プレイを進めてみる。
アーケード版グラディウスは全7面構成である。
ステージ4の「逆火山」を抜けると、ステージ5は「触手」が始まるはず。
ところが・・
「触手」面じゃない!
「骨」面だ!
これはMSX版にしか存在していなかった「骨」面じゃ~ないか!
オマケにMSX版グラディウスシリーズでお馴染みの
エクストラステージ(偶数面で条件を満たすと入れる)まで存在する!
そうか、わかったぞ。
PCエンジン版グラディウスは、アーケード版の移植では無かったのだ。
MSX版グラディウスのリメイクだったのだ!!(推測)
そう考えると話は違ってくる。
アーケード版よりも抑えめな難易度も快適。
「骨」面の次は「触手面」へとつながり、全8面構成のグラディウスを堪能。
世間の評価などは気にしない。
俺様はPCエンジン版グラディウスが好きだ。
STAFF
PROGRAMMER
T.TOKUDA
T.KOU
GRAPHIC DESIGNER
T.MIYOSHI
H.MORII
M.SUENAGA
SOUND DESIGNER
H.MURAOKA
PRODUCER
A.NAGATA
SPECIAL THANKS TO
K.HASHIMOTO
R.SHOGAKI
M.FUKUNAGA
PRESENTED BY KONAMI