ゲームのジャンルを語るときに
「オープンワールド」という言葉が出てくる事がある。
でも実はこの「オープンワールド」が
どういう線引きの言葉なのかよくわかっていない。
ネットで調べてみると、
舞台となる仮想世界を自由に動き回って探索・攻略できるように設計されたゲーム。
代表的なタイトルは「シェンムー」「グランド・セフト・オート」「Fallout」など。
・・とある。
なるほど、一本道にゲームを進ませるのではなく、
その物語の世界全てを用意し、
その空間の中でプレイヤーの自由意思が反映されていると
オープンワールドと言われているものに近そうだ。
でもその条件に当てはめると
「ウルティマ」だって「ドラゴンクエスト」だって
オープンワールドという事にならないか?
「ハイドライド」や「イース」だってそうだ。
「ウィザードリィ」や「ブラックオニキス」にしても、
ダンジョンがその世界の全てならばオープンワールドと言っても良い気がする。
だが一般的にそれらを「オープンワールド」とは呼んでいない。
ではその違いは何かを考えてみた。
上記のタイトルにはない特徴が2つある事に気づいた。
「シームレスを前提としたデザイン」「NPCのAIによる制御」である。
この2つを実現させる事により
「ここでは無いもう一つの現実世界にいる気分になる」。
それがオープンワールドゲームにとって重要では無いだろうか?
ここまで考えてきたら、
完全シームレスで
モンスターが全てAI制御により生活行動をとっているハイドライド・・
なんてものを遊んでみたくなってきたね。
(楽しいかどうかは知らないw)