外国人観光客にとって蕎麦屋は難しい

パール金属 匠庵 ざる そば 皿 丸型 竹 すのこ付 & そば猪口 薬味皿付 ペアセット

俺様は常々思っているのだが、
蕎麦屋のシステムって外国人観光客に難しくない?
俺様は朝に蕎麦屋をよく利用する。
蕎麦は朝飯として食べやすいからな。
そのときに外国人観光客が困っている様を何度も見てきた。
来年はオリンピックイヤーで観光客も増えるだろうし、
その前に改善しておいた方が良いと思うので
ここに書き記しておく。
蕎麦屋。特に蕎麦チェーン店の経営者諸君にはぜひ参考にして頂きたい。
 
まず店に入って食券を買う店も少なくない。
俺様がよくいく店では食券販売機には日本語の名称しか書かれていない
日本語読めない観光客はまずここで迷う。
特に蕎麦のメニューは「たぬき」「月見」「南蛮」など、
独特の名称も多い。そのまま単語をスマホで調べて、
「TANUKI?Raccoon!?Why Japanese Peeple!」
とならないために、せめて名称と一緒に写真とかをボタンに貼ると良いと思う。

無事に食券を買えても難関は続く。
例えば「そば」と「たまご」の食券を買ったとする。
すると店員に聞かれる。
「そばですか?うどんですか?」
店によっては同じ食券で「そば」と「うどん」が選べる。
そばを食べたいのにここで間違った回答をしてしまうと「うどん」が出てきてしまう。
質問は続く。
「そばは冷たいのと温かいのどちら?」
これは単にスープの温かさを問われているのではない。
ここでの回答で「ざるそば」「かけそば」という
まったく違う料理に分岐してしまうのだ!
その2つを知らない観光客にしてみれれば
「オーノー!ワタシの欲しかったものと全然チガイマース!!」
となるだろう。恐ろしい。
さらに「玉子はどうします?」などと矢継ぎ早に問われる。
「どうって・・そばに入れて食べますよ・・」
なんて答えようものなら鼻で笑われる。
店によっては玉子を頼んだとき
「生たまご」「ゆでたまご」「温泉たまご」から選べる。
それを聞かれていたからだ。
蕎麦に玉子をつけただけのシンプルなメニューなのに
これだけの知識が必要なのである。

蕎麦を手に入れても安心はできない。
店によっては天かす、煎りごま、生姜、漬け物・・
などがフリーサービスになっている。
これらを利用するのとしないのとでは完成度が変わってくる。
だがそれが自由に利用できるのかどうか書かれていない。
さらに言うと、それらの近くには有料のコロッケや天ぷらが積まれている事がある。
一体どれを取ったらOKなのか?
もはや外国人観光客は半狂乱なのだ!

無事蕎麦を食べ始めても油断はできない。
そこにポットで置かれているそば湯の存在が謎すぎるだろう。
そば湯”は「余ったざるそばのつけ汁を薄めて飲むためのもの」である。
それだけ飲んでも美味しくない。
そんな事を説明も受けずに正しく利用できるわけがない。
とある外国人韓国客が
「かけそば」にそば湯”を入れて薄めていたのを目撃した事もある(^^;

 

日本の難解スポット蕎麦屋
インターナショナル蕎麦屋への変革は訪れるのか!?