続・果てし無き旅路(3)

翌日、俺様はバスで宮古市へ向かった。
あまりに暑いので海に入りたかったのだ。
盛岡市から宮古市へはバスで2時間15分。(龍泉洞へ行くのとほぼ一緒w)
朝に出発して到着したのがほぼお昼。
バスを降りてすぐ目の前にある「魚彩亭すみよし」へ。

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うに丼、いくら丼などがメニューに並ぶが、
三陸丼」というのが色々食べれるらしい。
俺様は三陸丼」をチョイス。
並が2500円で上が4000円。
何が違うのか書いてなかったが、
おそらく値段の張るウニがあったり無かったりかな?と予想。
賭けに出るには差額が激しいので「並」を注文だ。
やがて「三陸丼」がやってくる。

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おや?ウニのってるね。
一見するとオールスター。
これで「上」にしたらどうなっちゃうんだろ?
ワサビを溶かした醤油を全体的にまぶして実食!
うん!鮮度を感じる!
ウニなんかは顕著で、トロトロゼリーのウニ舌の上で踊る!
(この日のウニは宮古産らしい)
いくらもプチプチと旨味が弾ける。
ホヤも入ってるね。
俺様はホヤはおんまり得意じゃないんだけど、
新鮮なホヤは全然嫌な感じがしない。
うむうむ、素晴らしき「三陸丼」。

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鮭のアラ汁もうんまい。

パワーが充填されたので海に向けて歩く事にした。
宮古市には風光明媚な噂でもちきりな浄土ヶ浜がある。
浄土ヶ浜は偉い人が
「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた場所。
この世の極楽浄土で海水浴。これぞ至福というものだろう。

駅から浜へ向かって歩を進める俺様。
途中、東日本大震災での津波到達点が様々な場所で掲示されていた。

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こういうのを見ると8年前とはいえ、
まだまだ生々しい記憶である事を思い返される。

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海岸沿いに建てられた巨大な壁が波への恐怖を思い起こさせるね。
津波到達点のすぐ近くに「明治三陸津波」の記念碑を発見。

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似たような高さまで波が来てたんだなぁ。
 
そんな感慨にふけていながら、やっと浄土ヶ浜に到着。
ナビマップを確認すると、
駅からここまで5kmほど離れていた(^^;
これは海水浴ちゃう。
トライアスロンやで!

 

旅路はつづく。