なんだか今、モーレツにとんかつが食べたいゾ！
なんてときあるよね？
今日は朝からずっと雨。
そんなウサを晴らすためにも今日はカツ丼が食べたい。
そんな思いにかられた朝であった。
そこで俺様は四谷三丁目にある「鈴新」にやってきた。
開店時間の５分前に到着したが、
すでに先着のお客さんは中に入っていた。
雨が降っていたから早めに列を入れてくれたのかも知れない。
俺様も並ぶ事無く入る事ができた。
傘に色のついた輪ゴムをかけて
「はい、この色の傘ねー」と同じ色の輪ゴムを渡される。
きっと人の傘を間違えて持って帰る事件が多発したのだろう。
店内はカウンターのみ。
調理は息子さんが行っており、お母さんがサポート。
そして引退した(？)お父さんはお客さんの案内をしている。
がっちりとスクラムを組んだ家族経営である。
この店にはカツ丼が２種類ある。
一般的な「煮カツ丼」と「かけカツ丼」というもの。
後者はこの店でしか食べられないので、当然俺様は「かけカツ丼」にした。
プラス１００円での大盛をお願いしてジッと待つ。
１０分ほどで「かけカツ丼」がやってきた。
「かけカツ丼」とは何か？
通常のカツ丼は、カツが揚がったら玉子でとじてダシで煮る。
だが「かけカツ丼」は揚げたカツにダシで煮た掻き玉子をのせる。
さて、カツと玉子を合わせてゴハンと一緒に口に放り込む。
うっ！美味い！！
当たり前だけどカツがサクサクしてる！
だけど玉子には美味いダシ汁が染み込んでいるから、
カツ丼の旨味を失わずにサクサクした食感が加わる。
これは凄い発明だなぁ。
他の店でなぜやってないのか不思議なくらいだ。
そして何よりライスが美味い！
良い米使ってるんだろうなぁ。
ダシ汁が染み込んだ部分だけ食べても美味いんだ。
これに豚汁、漬物、杏仁豆腐(少量)がついてくる。
カツは厚くないのは残念だったけど、満足度が高いカツ丼であった。
