わが青春のPCエンジン(30)「ジャッキーチェン」

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ジャッキーチェン
(ハドソン)
1991年1月18日/アクション/6500円

 

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当時ハドソンがジャッキー・チェンのゲーム化権を
持っていた事から誕生したアクションゲーム。
(開発したのは「ナウプロダクション」である)
ハドソンは同時期にファミコンでも同名のアクションゲームを出しているが、
ゲーム内容が微妙に異なるので別ゲームとして扱うべし。
 

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かわい子ちゃんが悪いボスに拉致られるお馴染みの光景。
 

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全5ステージであるが、1ステージがやたら長い。
キャラも大きめでステージデザインはシンプル。
同社の「カトちゃんケンちゃん」や「PC原人」に近いデザインだ。
 

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攻撃ボタンとジャンプボタンというこれまたシンプルな操作設計。
回数制限のある必殺技は2種類あり、
攻撃ボタンを貯めて放つ波動拳みたいなやつと、
上ボタン+攻撃ボタンで出せる特殊攻撃(そのときのパワーアップ具合で変わる)。
 

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ステージ各所にボーナスステージが隠されている。
師匠のような人に導かれ、
「木人拳」や「雲の上のフルーツ集め」といった平和なゲームに挑戦w

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その結果で体力や技数回復、コンティニュー数増加などが得られる。
 
体力が尽きるとすぐにゲームオーバー。
タイトル画面で回数制限のあるコンティニューでステージの最初から挑戦。
実質、このコンティニュー数が残機みたいなもんだ。
タイム制限は無いので、なるべくダメージを受けないように慎重に進めるのが基本。
回復できる箇所も少ないしね。
 
ボスキャラはなかなか面白いデザインのものが多い。

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さて、ここでこのゲーム発売当時に思いを馳せる。
俺様は昔からのジャッキーファン。
1991年と言えば「プロジェクト・イーグル」とか「炎の大捜査線」が公開された年。

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ジャッキーと言えば現代劇アクションの人であり、
カンフー映画は10年近く撮られていない。
本作の今更ながらのオールドスタイルは
「ジャッキーの事をわかっていない人が作った?」と思った。
また、本作の2.5頭身ジャッキーにも落胆。
ジャッキーのアクションやスタントを再現するのに頭身の低さは合わない。
つまるところジャッキーファンが喜ぶようなタイトルでは無かった。
どちらかというとジャッキーの知名度を利用しただけの
普通のアクションゲームという存在だったのである。
 

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ゲームプレイに戻ろう。
いよいよ最終ボス戦へ。
ボスは意外と強くない。
体力が残っていれば回数制限技のゴリ押しでも倒せる。

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ただそれだけで終わらないのは想定の範囲内

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第二形態の蜘蛛妖怪と最終決戦。
蜘蛛に対して雲に乗るジャッキーw

勝利すると四季を彩る河川敷で終劇。

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このゲームのエンドロールは変に凝っている。
なんとスタッフそれぞれの似顔絵がゲーム画面に融合して登場w


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どこに容量割いてんだよっ!!(^^;

 

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