日本酒巡りシリーズ「五日町」

六日町で飲んだ翌日。
俺様は五日町に降り立った。
ここには八海山を醸造している施設「魚沼の里」があるのである。
駅からタクシーで10分ぐらいだという事なので、
徒歩で行く事にした。
(タクシーだと往復4000円なので予算合わない)
これが地獄だった。
普段ならば40分歩くなんて言うのはなんて事はない。
だがこの日は「生命に危険を及ぼすレベルとまで言われた酷暑」。
スマホで気温を確認すると35度。
直射日光が俺様に容赦なく降り注ぐ。
ナビで確認した道を進むと・・

ゴールの見えないまっすぐな道。
誰も外を歩いていない・・。
ふらつく体でやっと到着。

長かった。すっかり憔悴した状態。
体を冷やさなければならない。
俺様はいの一番に「あまさけフローズン」を注文。

一気に体内をキーンと冷やす最高のあまさけーーーっ!!!
美味すぎる。命のフローズンだこれ!!!!!
 

冷静になって施設を見渡すと、
ここは「雪室」という場所らしい。
「雪室」とは、冬の間に降った雪を貯めて、
夏でも冷温を保つという昔ながらの天然冷蔵庫の事である。
ここで八海山などが保存されているわけだ。


中の温度は4度。
なんと外と約30度差。
だが暑さにやられた体にはちょうど良い心地よさだ。
 
なんとか回復した俺様。
雪室の出口に試飲コーナーがあったので片っ端からお試し♪

「八海山 特別純米原酒」が一番印象深い。
冷凍庫で冷やして、同じくキンキンに冷やしたショットグラスで飲む試飲を味わえた。
一気にクイッといっちゃう夏季限定のヤバイ飲み方。
 
すでに昼過ぎ。
ここには一般人も食べれる社員食堂や、
そば屋、和食屋などの施設があるのだが、
暑さにやられて全然腹が減っていない。
そこで俺様は「猿倉山ビール醸造所」に行ってみた。

ここは7/20からオープンする施設で、
この日はちょうどプレオープンをしていたのだ。


ここでは出来たてビールを飲める。
ほてった体をビールで癒やすぜ。

メニューを見るとヴァイツェン、アルト、
インディア・ペールエールの3種が飲めるようなのだが、
インディア・ペールエールだけ売り切れ。
オープンから2時間しか経ってないのに在庫切れ早いなぁ。
ヴィツェンとアルトを続けて喉に流し込む。


どちらも引っかかりのない爽やかなビールだなぁ。
さて、日差しが高くなり、さらに気温が上がった炎天下。
俺様は覚悟を決めて40分の帰路についた。
途中、お寺で休むなどして命を繋いだのだった。

結論。
夏は海側に行くべき(^^;;;