旭山動物園

日本で動物園改革をいち早く実現させた旭山動物園
場所が北海道という事もあり、これまで潜入を果たす事が出来ないでいた。
この度ようやく実現したわけである。


旭山動物園までは旭川駅からバスが出ているが、
一時間に一本しか無いのでご利用は計画的に。
駅のすぐ隣にバス会社のビルがあり、
往復のバスチケットだけでなく、動物園の入園券も買えるので便利だ。

園内は「くま館」「ペンギン館」というように動物ごとに建物が建てられている。
旭山動物園が有名になった仕掛けは「行動展示」
動物達が自然に動きまわれるような構造になっている。


檻から檻へ渡る橋だったり、
表の展示を建物の中から違う角度から見れたりする。

 

マップを見るとそれぞれの建物に番号が振られているが、
建物自体には番号が書かれておらず、効率的なルートが巡りづらかった。
路面に矢印などでルートを示してくれたら良かったな。

 

さて、旭山動物園の総評だ。
この動物園の売りである「行動展示」だが、
その後、他の動物園も真似し出したので、
イマイチ特別感は無くなっていたな。
例えば5月に行った「静岡市立日本平動物園」などの方が、
よりアグレッシブだったり、近距離だったりの動物に衝撃を受けた。
たまたまかも知れないが、建物に入っても動物がそこにおらず、
何も見ないまま出口へ抜けるなんて所もあったし。
行動展示が上手く作用していない感じはあったな。
とはいえ、ポテンシャルは高い動物園だと思うので、
さらなる進化の手を止めない動物園であって欲しいと願う。