ゼロウィング
東亜プラン
1991年5月30日/横シューティング/8000円
「ゼロウィング」は1989年9月に稼働した東亜プランのアーケードタイトル。
家庭用ゲーム機向けに初移植されたのは本作メガドライブ版であった。
メガドライブ版ではアーケード版には無いストーリーデモからゲームが始まる。
西暦2101年
戦いは始まった。
艦長:一体どうしたと言うんだ!
機関士:何者かによって、爆発物が仕掛けられたようです。
通信士:艦長!通信が入りました!
艦長:なにっ!
通信士:メインスクリーンにビジョンが来ます。
艦長:おっお前は!!
CATS:おいそがしそうだね、諸君。
CATS:連邦政府軍のご協力により、君達の基地は、全てCATSがいただいた。
CATS:君たちの艦も、そろそろ終わりだろう。
艦長:ばっばかなっ・・・!
CATS:君達のご協力には感謝する。
CATS:せいぜい残り少ない命を、大切にしたまえ・・・・。
CATS:ハッハッハッハッハッ・・・
通信士:艦長・・・。
艦長:ZIG全機に発進命令!!
艦長:もう彼らに託すしかない・・。
艦長:我々の未来に希望を・・・
艦長:たのむぞ・ZIG!!
タイトル画面からオプションで
難易度、自機数、オート連射の設定が可能。
(その他、サウンドテストも)
ゲームをスタートさせると改めて出撃演出が挟まる。
(こちらもアーケード版には無かったもの)
ゲームは横スクロールシューティングで、
方向ボタンで8方向に移動。
ショットボタンと敵捕獲ボタン(プリソナービーム)という構成。
ある程度の大きさの敵は捕獲する事ができ、シールドとして使う事も出来る他、
正面に投げて武器としても使える。
ショットはバルカン、レーザー、ホーミングの3種類あり、
色のついたカプセルを取る事で切り替えられる。
同じ色のカプセルを取り続けると3段階まで強化される。
その他、スピードアップやボンバーなどのカプセルがある。
ヘタにスピードアップすると少し方向を入れただけで移動し過ぎてしまい、
壁や敵に激突してしまう。
また、ミスするとその場復活ではなく、特定の位置まで戻させて再会。
パワーアップも初期段階に戻される。
激烈に難しいゲームだ。
グラフィックはアーケード版に比べて全体的にチープではあるが、
構成要素はほぼほぼ再現できている。
全8ステージ。
最後は黒い肌のオバQみたいな奴が踊る謎のデモンストレーションで終わる。
(ゲーム中に隠しキャラとして登場している「ピピル人」らしい)
せっかくカッコいいオープニングを追加したんだから、
CATSのボスがどうなったかぐらい教えてくれよ・・。(^^;
スタッフロールも無し。