EGRETⅡ mini収録タイトルレビュー(20)「クレオパトラフォーチューン」


クレオパトラフォーチューン
1996年リリース

 


彼女はパトラ子
オープニングではこんな絵だが、
ゲームが始まるとデフォルメキャラになる。

 


このゲームのオリジナルは、
タイトー家庭用通信カラオケ「X-55」の配信ソフトである。
そこでしっかりとしたゲーム性が認められ、
そこからアーケードゲームとして移植されたのが本作だ。

 


本作は「テトリス」に代表される落ち物パズルの一種である。
テトリス」の登場が1984年、「コラムス」「Dr.マリオ」が1990年、
ぷよぷよ」が1991年。
このあたりまでの年で定番のバリエーションが出揃ったような気がする。
そこからは少しずつルールや特徴を変えた亜流が生まれる。
1994年の「対戦ぱずるだま」、「ボンバーマン ぱにっくボンバー」、
1995年の「くるりPA!」など。
本作もそんな時代背景に生まれたものである。

 

ゲームモードは
「ひとりで遊ぶ」と「ふたりで対戦」がある。
また難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3つ。
「やさしい」はLEVEL1から始まるが、
「ふつう」はLEVEL20から、「むずかしい」はLEVEL40からとなる。

 


石と宝石がセットで画面上部から降りてくる。
左右移動と回転を使って積んでいく。
石または壁で宝石や黄金の棺を囲むと消える。
同じブロックを横一列に並べても消える。

 


全消しするとパトラ子の絵が表示される。
全消しのたびにこの絵は変化し、17回目以降、
コスプレするパトラ子が見れるらしい。(未確認)

 


消し続けているとレベルが上がっていき、
落下速度が上がっていく他、
宝石と一緒に囲まないと消えないミイラが登場したりする。
このようにしてレベル99で一定時間耐えるとエンディングとなる。

 


一番上まで積み上げてしまうとゲームオーバーである。


特定のブロックを別のブロックで囲むというルールは、
一度覚えてしまうと分かりやすい上に駆け引きが面白い。
また、パトラ子の絵が更新される脱衣ゲームのような要素も含め、
中毒性の高い良質パズルゲームとなっている。
だが、古代エジプトクレオパトラという題材にクセがあり過ぎて、
色物パズルの印象が強くなり過ぎていた。
結果、リリース当時は「コラムス」や「ぷよぷよ」のような
メジャータイトルには成り切れなかったのである。