2022年Switch総括

今年最後の記事は、例年通り、今年プレイしたゲームについて語って締めたいと思う。
今年もゲームはほとんどSwitchで過ごしたので、
2022年にリリースしたSwitchタイトルで印象的だったものを思い出していこう。
今年リリースされたSwitch向けゲームで購入したタイトルは113本だった。
(アケアカなどの復刻ゲームは除く)

リリース順に回想していこう。

 

【トライアングルストラテジー
発売元:スクウェア・エニックス
購入時価格:7680円
発売日:2022年3月4日
タクティクスオウガ」タイプのクォータービューのマップと
デフォルメされたドットキャラで構成されたシミュレーションRPG。
3つの国が共存関係にあった大陸で起こったトラブルに
巻き込まれる主人公の物語を描く。
キャラ劇の間に行動を決める会議の場面、自由移動で拠点を探索する場面、
そしてターン制バトルが挿入されて進む。
キャラ劇を1時間ぐらい見てやっとバトルが挟まる配分であり、
どちらかというとキャラ劇がメインでバトルがオマケかも知れない。
バトルが楽しくて遊んでいたので、物足りなさが強い。
バトルシステムはシンプルで遊びやすい。好き。

 

 

Capcom Arcade 2nd Stadium】
発売元:カプコン
購入時価格:4000円
発売日:2022年7月22日
カプコンアーケードゲームを集めた第2弾タイトル。
収録タイトルは以下の32本。

ソンソン(※無料)、超浮遊要塞エグゼドエグゼス、ラッシュ&クラッシュ、
サイドアーム、必殺 無頼拳、ブラックドラゴンストリートファイター、虎への道、
1943改 - ミッドウェイ海戦 -、ラストデュエル、Rally 2011 LED STORM、
マジックソード、ワンダー3、ザ キング オブ ドラゴンズ、ブロックブロック、
ナイツ オブ ザ ラウンド - 円卓の騎士 -、マッスルボマー - THE BODY EXPLOSION -、
アルティメット エコロジー、ぷにっきぃず、ヴァンパイア - The Night Warriors -、
ヴァンパイアハンター - DARKSTALKERS' REVENGE -、ストリートファイター ZERO、
ロックマン ザ・パワーバトル、ストリートファイター ZERO2、
スーパーパズルファイターIIXロックマン 2 ザ・パワーファイターズ、
ヴァンパイアセイヴァー - The Lord of Vampire -、カプコンスポーツクラブ、
ポケットファイターストリートファイター ZERO3、
ハイパーストリートファイターII - The Anniversary Edition -、
ガンスモーク(※セット購入特典)

前作とは収録タイトルは被っていないが、
カプコン ファイティング コレクション」や
カプコン ベルトアクション コレクション」に収録されているタイトルが
多数被っている。
版権タイトルやクイズタイトルがまったく収録されなかったのは残念だった。
システム的な進化は特に無し。

 

 

【EXTREME BIKE X(エクストリームバイクX)】
発売元:SAT-BOX
購入時価格:680円
発売日:2022年8月11日
オフロードバイクレース。
アクセルとブレーキだけのシンプル操作で、
バイクの転倒や他バイクとの接触も無いので
起伏のあるコースを走るのが爽快に楽しめる。
グランプリモードでは、8つのコースのうち4つを選択して総合優勝を狙う。
コースエディットも可能。

 

【レイディアント シルバーガン
発売元:Live Wire
購入時価格:2500円
発売日:2022年9月14日
オリジナルは1998年にアーケードでリリースされたトレジャー開発のシューティング。
最初から様々なボタンに攻撃が割り振られており、いつでも使える。
パワーアップアイテムのような概念は存在しない。
突出すべきはストーリーモードに実装されている経験値の概念。
プレイ中にバルカン、ホーミング、スピリットという
3タイプのショットに経験値が貯まっていき、
レベルアップするとその攻撃が強化される。
さらにゲームオーバーになっても次回のプレイでレベルを持ち越してプレイできる。
コンティニューは無いので最初のステージから遊ぶ事になるが、
前回より強い状態で遊べるので、少しずつ先へと進みやすくなるという仕組み。
これはシューティングゲームの構成としてはプレイ意欲を長続きさせる良い構成だ。

 

 

【パズルバトラー!みらい】
発売元:わくわくゲームズ
購入時価格:770円
発売日:2022年9月22日
パズドラ形式のブロック合わせパズルで敵を攻撃していくタイプ。
ステージで手に入れたお金やジュエルで主人公を強化していく。
その過程でボスステージやチャレンジステージが出現していく。
ワークフローの導線がきっちり用意されていて遊びやすい。
ステージ攻略に煮詰まったら簡単なステージでお金を集めて
キャラクターを成長させればいいという弱者救済要素もしっかりしている。

 

 

【ロー・オブ・リベンジ】
発売元:ラタライカゲームス
購入時価格:400円
発売日:2022年9月23日
ファミコンゲームの雰囲気で作られたサイドビューのアクションゲーム。
「ラスタンサーガ」や「ロード・オブ・キング」にも似ている。
ステージ1をクリアするとジャンプが出来るようになるのだが、
そこから落ちると即死する箇所が出現しだし、ゲームが大味になっていくのは残念。
また、ジャンプ失敗を誘引する仕掛け配置も激しく、ストレス値も高い。
(ライフ制ゲームで即死を安易に仕掛ける事自体が好きではない)
なんとかクリアできたので難易度バランスはギリギリ合格ライン。
終盤になると唐突に縦スクロールシューティングが始まるのは嬉しいサプライズ。

 

 

【Funtasia】
発売元:Freedom Games
購入時価格:760円
発売日:2022年9月29日
サイドビューでゴールを目指す
ムーンパトロール」の子孫みたいなアクションゲーム。
チャレンジ中に集めたお金を使ってマシンを強化していくと攻略がラクになっていく。
1コースごとにクルマを最初からカスタマイズするので、
すぐにどんどん強化されていく。
これが気持ち良く、熱中度が高い。
アクセル、バック、重心バランス、アイテム使用という操作で、
アクション自体も面白い。
バッテリーの概念だけは蛇足。
バッテリーが切れるとゲームオーバーになるのだが、
せっかくアクションが面白いのに、
バッテリー残量を気にするゲーム性はそれに水をさしている。
また、ゴールするとボス戦が始まるのだが、これが難しすぎるのは意味がわからない。

 

 

【Mecha Ritz: Steel Rondo】
発売元:Hanaji Games
購入時価格:1500円
発売日:2022年11月2日
怒首領蜂」に類似したシステム設計の弾幕縦シューティング。
弾幕避けの楽しさがちゃんと味わえるしっかりとした作り。
縦長の画面にするため左右をバッサリ切っているので、
なるべく大きなテレビで遊ばないと画面が狭い。
全5ステージ。コンティニューは無い。
何度も頑張ってクリアできる難易度調整がされている。

 

 

フロントミッション ザ・ファースト: リメイク】
発売元:Forever Entertainment
購入時価格:3999円
発売日:2022年11月30日
スクウェアからスーパーファミコンで発売された
ロボットをユニットにしたシミュレーションRPGをリメイク。
シナリオを進めながら、集めたお金でパーツを購入。
パーツの組み合わせでロボットの形状が変化するのが当時楽しかった。
いまプレイするとシミュレーションRPGとしてシンプル過ぎる事に気づく。
色々なタイプにロボットをカスタマイズできるのだが、
結局はそのときベストな組み合わせは決まっていて、
全てのパイロットが同じ組み合わせのロボットになり、役割分担の要素は存在しない。
そうなると単純に敵のいる場所へと突っ込むだけのプレイになり単調だ。
世界観のカッコ良さを楽しむゲームだな。

 

 

今年は「メガドライブミニ2」が出たり、
「イーグレットミニⅡ」の追加ゲームが出たり、
レトロゲーム界隈が熱い1年だった気がする。
それはそれで楽しいのだが、
ハイエンドゲームを全然遊べてないのは危機的状況にも思うな。
PS5の大惨事を回復する何かが来年は起こって欲しいと思う。
そろそろSwitchの次の任天堂ハードとかありそうだけどな。

それでは皆さん、よいお年をー!