ネオジオは100メガショックの夢を見るか?(92)「マジカルドロップIII」

本日、2021年7月1日。
家庭向けにリリースされたネオジオ」が30周年を迎えた。
30年。もの凄い長い時間が経過しているな・・。
30年のゲームの進化を見続けてこれたのも凄い事だし、
30年も前のゲームをいまこうして振り返ってレビューしているわけだが、
(ゲームの出来不出来はあれど)古臭いと感じないのは
ドット絵技術が成熟したあとに生まれたハードだからなんだろうな。
あれから30年。
驚くほどの進化を魅せるゲームもあれば、
30年前とやってること全然変わらないってゲームもある。
俺様はこれからもそんなゲーム文化を見つけ続けていきたいと思う。

そしていつもの紹介に戻る。
↓↓↓

 

f:id:g16:20210701145101p:plain

マジカルドロップIII
(データイースト)
1997.4.25発売/29800円/アクションパズル

 

f:id:g16:20210701145157p:plain

基本的には1996年にリリースされた「マジカルドロップ2」のマイナーチェンジ版。
大きな変更としては、
プレイヤー操作でフィールドをせり下げる事が出来るようになった点。
また連鎖判定が長くなった事で、連鎖が作りやすく、
より爽快なゲームへシフトしている。
モードとしてはストーリー形式の「すごろくモード」が追加となり、
家庭用向きにチューニングされているようにも思える。
ただし、シリーズファン向けに作られているのかCPUがとても強い。

 

f:id:g16:20091104151322j:plain

ネオジオで2作リリースされた「マジカルドロップ」シリーズも、
本作で打ち止めとなっている。
とはいえ「マジカルドロップ2」も「マジカルドロップIII」も
ネオジオだけでなく、様々なゲーム機に移植されたゲームなので、
ネオジオでのリリースは、
ゲーセン向けにMVS版を開発するついでに出したように思える。