神凰拳
(SAURUS/SYSTEM VISION)
1996.7.26発売/32000円/格闘
天変地異技が唸る!空中連続技が炸裂する!!
プリレンダリングという方式を用いて描かれたグラフィックで構成された格闘ゲーム。
通常の3Dゲームは奥行きのある3次元空間に
リアルタイムに3Dのキャラを描写するものだが、
それをするにはまだまだ高いスペックが必要な時代だった。
ましてやネオジオは3D描写に向いているハードではない。
プリレンダリングとは、別のマシンで作られた3Dモデルを元に
一枚の絵や動画としてデータを生成し、
2D的な建て付けでそこに表示する手法のことだ。
これにより、さも3D構造物がそこにあるように見える。
プレイステーションが登場し、3Dゲームが一気に主流となったこの時代、
プリレンダリングを用いたゲームは多く登場した。
大ヒットした「バイオハザード」や「ファイナルファンタジーⅦ」も
プリレンダリングを上手く使ったタイトルの一つだ。
本作のようにプリレンダリングで3Dモデルを扱った格闘ゲームは、
プレイステーションを中心によく見られたが、
俺様はこの手法には当時否定的だった。
動きとキャラの形状が不自然で人形劇みたいになるこの手法。
すでに成熟した技術が確立されているドット絵の表現力を捨ててまで選ぶ手法か?と。
将来は3Dの時代になるにしても、
ドット絵以上の表現力が実現してからお客さんに届けろよと。
(こういう実験の積み重ねを経て今があるのは理解してます・・)
そんなわけで、俺様は本作のビジュアルを見て最初から萎えてしまった。
当時、ほとんどプレイしなかったかな。
選択キャラクターは8人で、神話の神様がモデル。
CPU専用キャラはベヒモス、イーリス、最終ボスのルシファー。
このゲームには風、雷、火、水の属性が存在し、
それぞれ2種類ずつキャラクターに設定されている。
ゲーム中に属性を切り替える事が出来るのが本作の特徴。
(属性が変わると使える技が変わったりする)
また、空中でダッシュ出来たりなど
空中戦を売りにしようとした形跡も見られるね。
前述したようにあんまりやり込んでないので書ける事は少ない(^^;
【選択キャラクター一覧】
スサノオ
破壊神
弁財天
福の神
チチ&ネネ
雷神と風神
孫悟空
斉天大聖
紊天
貧乏神
酒天童子
酒の神
シーナ
人魚姫
イグレット
死神
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