あしたのジョー伝説
(ＳＮＫ)
1991.8.30発売／19800円／格闘アクション
「あしたのジョー」の感動が、
伝説の名勝負とともに蘇る。
梶原一騎原作の伝説的劇画まんが『あしたのジョー』を原作とした
サイドビュー格闘アクションゲーム。
(ベルトスクロールと呼ぶほど背景は進まない)
純粋なボクシングゲームかというとちょっと違う。
強弱ボタンと方向ボタンの組み合わせでいろいろなパンチが出る。
子分キャラを全員倒したあとにライバルキャラと闘うステージと、
リングで１ｖｓ１で闘うステージを交互に進める。
前半は押せ押せでいろんなパンチを繰り出していくと勝てるが、
後半になってくると相手も防御を使うので、
ガードフェイントなどを駆使しなければ勝てない。
パンチのグラフィックはヘッピリ腰だし、ゲーム性も大雑把で、
ぶっちゃけそれほど面白くない。
が、『あしたのジョー』へのリスペクトパワーでなんとかプレイ。
ゲームの最初は少年院から始まり、マンモス西とケンカ。
丹下段平と合流し、退院したジョーは稲垣というボクサー相手にプロテストを受ける。
このとき試合中に丹下段平が
「どうしたジョ～」「もたもたすんじゃね～」とセコンドボイス。
この演出は原作っぽくていいなぁ～と思ったけど、
なぜかゲーム後半は試合中に何も言わなくなる(^^;
力石の肌の色はゾンビみたいだ。
過酷な減量によるものだろう。
原作ではジョーは力石に敗れるが、
ゲームではあっさり倒して力石昇天(爆)
ゴロマキ権藤メチャクチャ強い。
ミサイルキック使ってくるけどｗ
なんとかカルロス・リベラと友情が芽生える公園のシーンまで到達。
…絶句…。
マネージャーのロバートと二人掛かりで殴ってきやがる。
これじゃ友情芽生えねぇ～よっ！ｗｗｗ
ちなみにカルロスとリングで闘うシーンは無く、
ハリマオとも空港で喧嘩するだけだ。(-_-;
最後はホセ・メンドーサとの試合。
ホセは残り体力が少なくなると白髪になる。
唐突過ぎて原作知らないと
「色化けした？」と思ってしまうかもｗ
そしてホセを倒すと
オープニングのランニングシーンを使いまわしたエンディングでゲームクリア。
ジョーが真っ白に燃え尽きる事は無かった(^^;;
開発したのはウェイブという会社。
この会社はタイトーからリリースされたアーケードゲーム「あしたのジョー」、
ケイ・アミューズメントリースからリリースされた
スーパーファミコン版「あしたのジョー」も開発している。
当時、「あしたのジョー」のビデオゲームってどれもイマイチだなぁ～
って思ってたけど、
全部ウェイブの仕業だった(^^;;
A CHIEF PROGRAMER
HIROFUMI SAKEUE
ASSISTANCE PROGRAMER
TAKASHI IEHARA
A CHIEF CHARACTER DESIGNER
KOJI TOMOTO
ASSISTANCE DESIGNER
KENICHIRO MATSUMOTO
TOTAL PRODUCER
TERUO OHIRA
MAKE A PLAN
WAVE
