ネオジオは100メガショックの夢を見るか?(18)「みなさんのおかげさまです!大スゴロク大会」

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みなさんのおかげさまです!
大スゴロク大会

(モノリス)
1991.7.1発売/21000円/麻雀
麻雀で!笑っていただきます!

 

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当時人気を博したとんねるずのTV番組
『みなさんのおかげです』をモチーフにした麻雀ゲーム。
(おそらく番組やタレントの許可は得ていない)
本作はネオジオに参戦した3社目の会社モノリスの一作目である。
 
対戦相手に“のりちゃん”“カマオ”を選択し、麻雀を行なっていく。
対局に勝つとその点数に応じてスゴロク盤を進んで行き、ゴールを目指す。
が、負けると逆方向に戻されるので、勝利への道は果てしない。
また、止まる事自体が“GAMEOVER”という身も蓋もないマスもあり、
イラッとくる。
(特にゲーセンで100円使ってここに止まったときは血管切れそうになった)
カマオは石橋貴明の演じた保毛尾田保毛男というキャラクターを
そのままトレースしたもの。
そして、のりちゃんは木梨憲武の演じた女子高生キャラの“憲子”をトレース。
いずれにしても、ゴールするかゲームオーバーになるまで
延々と彼らと顔を見合わせて麻雀を打たなければならない。
二人とも気持ち悪い顔なので気分は良くない。(^^;
罰ゲームですか?

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ここまでのものを作って訴えられない時代ってある意味、黄金時代と言えよう。