ＡＫＢ４８の柏木由紀が、
レコード会社移籍の会見で生涯アイドル宣言をしたのだとか。
俺様はいつも感じていた事だが、
アイドルで成功した人はアイドルの才能があるわけで、
アイドルを追求し続ける事が正道だと思うのだ。
ところがほとんどのアイドルは、
とある年齢になると女優やバラエティタレントに転身を試みる。
だがそれはまた別のジャンルであり、
アイドルの才能と未来を放棄しての転身だろう。
とはいえ、アイドルには“疑似恋愛”という側面もある。
年齢を重ねたり、結婚したりすると処女性を失って成り立たなくなると考えがちだ。
実際、多くのアイドルはそれによってビジネス的な限界を迎えるのだろう。
だが世の中にはアイドルが天職である逸材もいる。
俺様は松田聖子や中森明菜は今でも現役のアイドルだと思っている。
郷ひろみだって年齢的にはおじいちゃんだけど、現役アイドルだ。
神に選ばれた一握りの能力者は、
そこを目指して文化を昇華して頂きたいと思うのである。
今やアイドルは多様性の時代であり、“疑似恋愛”だけが価値観ではない。
アイドルと呼ばれる活動の完成度を
どこまでも追い求める選択肢を否定しないで欲しい。
“アイドル”と呼ぶのが違和感があるなら、
“アイドル・エンターテイナー”と呼んでもいい。
俺様が個人的に最も悔しく思っているのは渡辺麻友である。
彼女はソロでもユニットでもグループでもアイドルとして超一級品であった。
グループ脱退後に女優へシフトし、やがて引退してしまった。
本人がもうアイドル活動が嫌になっているなら別だが、
いつか全てが整ったとき、“生涯アイドル”として復帰する資格はあると思うぜ。
