ゲーム実況は難しい

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俺様は過去の素晴らしきゲーム体験を少しでも後世に残しておきたいという思いから、
ゲーム記事を書いているわけだが、
ゲーム実況というのは一度もやった事が無い。
そればかりかゲーム実況をまともに見た事も無い。
ゲームは体験してなんぼだと思っているので、
人のプレイを見るという事自体に楽しさを見いだせていないのが現状の俺様だ。

だからといって表現方法の一つとして
ゲーム実況というものを否定しているわけではない。
試しに一度ゲーム実況をやってみようじゃないか、と思いたった。

 

HDMI to USB3.0ビデオキャプチャコンバーター4K ビデオライブストリーミングスクリーンレコーダーデバイス for Windows, Linux, Mac OS X

まずはビテオキャプチャコンバータを購入。
HDMI端子から映像や音をPCに取り込むための装置だ。
ちようど手元にPCエンジンminiがあったので、これを接続して試す事にした。
選択したゲームは大魔界村
ヘッドセットをPCに接続。適当なフリーの編集ソフトをダウンロード。
ソフト側で録画を開始し、あとはプレイしながらしゃべるだけ・・
という環境が揃った。

 

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こうしてゲーム実況をはじめてやってみたわけだが、
様々な問題にぶち当たった。

 


問題1:自然体だと何もしゃべれない

ゲームを遊びながら自由にしゃべりたい事をしゃべればイイんじゃないの?
・・と考えていたが甘かった。アメリカのキャラメルケーキぐらい甘かった。
普段、ゲームを1人でプレイしているときは無言だ。
たまに「あー死んだー」とか「うわ危ない!」とかつい口から出るぐらい。
たいていの人はそうだと思う。
プレイしながらしゃべるというのは、自然体ではできないって事だ。
意識して気の利いた言葉を捻り出す必要がある。
これがかなり難しい。

 

問題2:ボソボソしゃべってて何言ってるかわからない

ハキハキとハッキリした声でしゃべらないとゲームの音に掻き消されて、
何を言っているのかわからない。
リアクションするときはオーバーにわざとらしくしないと音からは伝わってこない。
アドリブでしゃべると内容が支離滅裂だし、
言葉を組み立てながらだから、つい小声になってしまう。
意識の半分はゲーム操作に向いちゃってるし。ムズい。

 

問題3:ゲームが上手くプレイできない

上記のように「しゃべり」を気にしながらプレイすると、
意識がそっちに行ってしまってすぐ死んでしまう。
死ぬとしゃべりが途切れてしまう。

 

問題4:固有名詞がすぐに出てこない orz

ゲームプレイ中に敵キャラの名前とか、引用したいゲーム名とか、
いましゃべりたい内容の固有名詞が瞬時には思い出せない。
そうすると「えーと、この赤いやつが~・・進むと空からアレに似たソレが~」
みたいな事になって、実況が意味不明な事に・・(^^;

 

問題5:面白い実況がなんなのか頭に浮かんでいない

「こういう実況だったら面白い」という目標が思い浮かんでないから、
手探りも手探りで、自分の動画を見返してもジャッジすら出来ない。

 


結論を言うとゲーム実況大失敗 orz

今回録った動画は封印する事にした。
この実験を再開するときは以下の準備が必要だと思った。

(1)人気のあるゲーム実況を研究してしゃべりの定石を掴むべし
(2)プレイする前にしゃべる内容を台本レベルでまとめておくべし
(3)意識的にハキハキしゃべるべし(キャラ作って演技する心構えで)
(4)プレイ垂れ流しではなく、見どころのみを編集すべし


なんだか文章でゲーム記事書く方が全然ラクだ。(^_^;
たぶん上記を実行する確率は低いと思うので、期待しないでね♪