スプラッターハウス
(ナムコ)
1990年4月3日/アクション/6800円
PCエンジンに参入したナムコは、
まるで水を得た魚のようにアーケードの人気タイトルを
次々と高い再現度でPCエンジンに投入していた。
「ドラゴンスピリット」「ワンダーモモ」「源平討魔伝」など、
それらが登場するたびに感嘆の息を漏らしていたものだ。
そんな中で11作目のタイトルとして登場したのが本作。
我々、ホラー映画ファンの心を掴んで離さなかった
異色のゴア表現満載アクションゲーム「スプラッターハウス」。
わずか2年前に登場したアーケードゲームが
雰囲気そのままに家庭で楽しめるというのはプレミア体験だった。
背景の死体などが省略されていたり、
鉈やボイスが無くなっていたりと、完全移植とまではいかないが、
プレイ感覚はほぼアーケードのまま。
それにしても「逆さ十字」とか「十字架」とか、
コンシューマでよく表現できたなと思う。
「スプラッターハウス」屈指の名シーンも再現。
恋人ジュニファーを抱える後ろ姿が悲しすぎる・・
そしてラスボス戦。
パターンを読めばなんてことは無い。
SPLATTER HOUSE
STAFF
DIRECTOR
Y.ASADA
MR.YOKOYAMA
PRODUCER
KAZUU
PAPAYA PAYAPAYA
EDITOR
KIRIFUNE
SOUND PROGRAM
T.KOBAYASHI
SOUND
JOSHUA
ORIGINAL MUSIC
CHOPIN
KAWAGEN
GRAPHIC DESIGNED
Y.SAKAKIBARA
ART
AKUMAKUN
ORIGINAL ART
M.ISHIDA
VISUAL EFFECT
T.ODA
SPECIAL DESIGNED
DAIHADAN13
TITLE DESIGNED
SPANKY USUKURA
SPECIAL ARTIST
TENKOMORIYA N
SPECIAL THANKS
BOLERO
1988 1990 NAMCO LTD.
「スプラッターハウス」は大好きなゲームだから、
アーケード版も頻繁に遊ぶんだけど、
改めてプレイ感覚が近い事に驚く。
本作の残酷描写を体感するのに適しているのは
当然アーケード版なんだけど、
PCエンジン版はアーケード版よりも難易度が低い気がする。
ステージクリア時に体力が回復するからだろうか?
アーケード版に感じていた「こんなの絶対食らうじゃん」て箇所も
対応を誤らなければ乗り越えられたし、
快適にプレイできる移植になっている事を評価したい。
(簡単なゲームという意味ではない)