群馬県太田市の名物は「上州太田焼きそば」らしい。
そこで代表的な2件をハシゴしてみた。
一軒目は「岩崎屋」さん。
昭和32年創業。太田焼きそばの元祖はこの店とのこと。
店の外には創業当時に使ったと思われる屋台が置かれていた。
焼きそばは一種類でトッピングの違いも無しだが、
量のバリエーションは異様に多い。
特大まではいいとして、「名はない」とか「特に名はないの上」とかなんなの。(^^;
「1.5倍」とか「2.5倍」とかでエエやん。
俺様は「特大」を注文。
「特大」も550円という安さ!
やがて焼きそばがやってくる。
真っ黒い焼きそばが登場。
具はキャベツのみ。
太麺やわやわ。
ソースしみしみ。
上に青のりが最初からかかっているが、濃厚過ぎて青のりの効果は薄い。
あー、これは生ビール飲みたいなぁ。
この焼きそばは生ビール絶対あうよー。
トッピングもあった方がいいと思うよ。
玉子とかねー。
せっかくなので群馬名物の「焼きまんじゅう」も追加注文。
まんじゅうと言っても具は入っていない。
蒸しパンのようなものに味噌ダレを塗ったような食べ物。
味はみたらし団子に似ているね。
さて続いては「山口屋」さん。
続いてと言っても「岩崎屋」からここまでは7.8kmほど離れている。
太田市の広さを舐めてはいけない。(^^;
強い陽射しの中、自転車でここまでやってきた俺様。
汗ダラダラ。
店内に入ると空いている席に座る。
テーブルに置かれた紙に注文を書き込んでカウンターで頼むのがこの店のしきたり。
メニューはノーマルな焼きそばと、その上に肉の乗った「肉やきそば」、
ジャガイモの乗った「じゃがやきそば」があり、
その両方が乗っているのが「ミックスやきそば」らしい。
また、それぞれに「唐揚げ付き」が選べる。
焼きそば自体の量の選択肢は無い。
俺様は「ミックス焼きそば(唐揚げ付き)」を注文してジッと待つ。
まず最初ら唐揚げが到着。
シンプルだけどジューシーな唐揚げ。
続いて焼きそばがやってくる。
だいぶ時間がかかったけど何度も「待たせてごめんねー」と言われる。
凄いボリューム。
これ大盛りとかじゃないからね。
これで650円。やっぱり安い。
麺は太麺でモチモチなのは違い無いが、
「山口屋」さんの焼きそばの方はかなりオーソドックス。
屋台で食べる焼きそばに近いかも。
じゃがいもは揚げてある。先に唐揚げ食べてるのでちょっと重い。(^^;
半分ぐらい食べた頃に限界が来た。
周囲を見渡すと女性も平気で完食している。
地元の人は凄い・・。
それにしてもこの店にも生ビールは無かった。
焼きそば屋では酒は飲むべからずという暗黙のルールでもあるのだろうか?
太田市にはまだまだ焼きそば屋はあるが、
胃袋の限界によりこれにて撤退。やむなし。