プロレス観戦記「2018.06.03 新日本」

2018年6月3日(日)
ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25
東京・後楽園ホール

 
【第1試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
×タイガーマスク
(8'27 エビ硬め)
◯ACH


タイガーは安定していたね。
ACHはタイガーのマスクを被って入場してきたり、
タイガードライバーを使ったり、やたらと意識していた。
第一試合から見応えのあるカードだった。

 
【第2試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
×BUSHI
(9'24 ディープインパクトから片エビ固め)
×金丸義信

 
BUSHIはもう一つ何か欲しいね〜。
金丸はすっかりこういう役割が板についてる。

 
【第3試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
田口隆祐
(10'56 オーマイ&ガーファンクルホールド)
×クリス・セイビン

 
クリス・セイビンは細かいテクニックが光る選手なんだよなぁ。

 
【第4試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
×ドラゴン・リー
(12'18 エビ固め)
エル・デスペラード

 
ドラゴン・リーは「いま何をすればお客さんがわくか?」
という感覚に優れた選手だと思う。
これは身体能力だけでは埋められない貴重なスキルだ。
マスクを豪快に破られたデスペラードは、
終盤ほとんどマスクがめくれ上がってる状態を、
長髪で顔を隠す貞子スタイルで何とか切り抜けていた(^^;

 
【第5試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
×フリップ・ゴードン
(19'36 ストームブレイカーから片エビ固め)
ウィル・オスプレイ

 
もの凄い試合だ!
これぞ世界に誇るスーパーJrの世界だ!
この試合を成し遂げたのが、わずかデビュー3年目の男なんだからなお凄いよ。
二人とも人間離れしてる。動体視力の鳥人だ。
早くも今年のベストバウトでちゃったかも。

 
【第6試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
×YHO
(14'55 YesLock)
石森太二

 
この試合でYHOが勝てばオスプレイが決勝進出だったけど、
石森に勝つには色々と足りなかった。
丸め込みも極めれば凄いけど、もっと切れ味が欲しいね。

 
【第7試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
〇SHO
(20'39 ショックアローから片エビ固め)
×マーティー・スカル

 
このリーグ戦で最も評価を上げた選手を挙げるならSHOだろう。
シングルでもちゃんと試合が組み上げられる事が証明されたのだから。
試合巧者のマーティー・スカル相手に
きっちりフィニッシュムーブで決められるのも凄い。

 
【第8試合 「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦 30分1本勝負】
〇KUSHIDA
(24'15 Dの悪夢からD)
×高橋ヒロム

 
ロックアップだけで5分使う。
ひょっとしたらフルタイムドロー狙ってんのか?と勘ぐってしまった。
ヒロムの技は思い切りの良さがいいね。説得力がある。
最後は三角絞めという渋いフィニッシュ。
明日の決勝戦は石森vsヒロムに。

 
総評:
全試合公式戦という純度100%のスーパーJrワールドだった!
ひょっとしたら明日の決勝以上にスーパーJrを堪能できる日だったかも知れない。
粒が揃ったメンバーのスーパーJr2018。
しっかり味わって満腹の一日となった。
決勝はネット配信で見るよー。