『ザ・ウォーキング・デッド・アーケード』

いまやゲーセンの新作ゲームは
リズムゲーム格闘ゲームばかりになってしまったが、
かつてはガンシューティングも花形として多くのインカムを集めていた。
しかしながら筐体の場所も取り、
値段もそれなりに高額なガンシューで新作を出すのは難しい。
そんな中で久しぶりの新作ガンシューをゲーセンで発見。
バンダイナムコゲームスの『ザ・ウォーキング・デッド・アーケード』だ。
お馴染みの海外ゾンビドラマのゲーム化である。
題材からもわかるように、これは海外産のゲームをローカライズしたものだ。

筐体はバンナムの『ダークエスケープ』などと同じで、
ボックスの中に乗り込んで横長シートに座り、
銃座固定式のガンコンで射撃するタイプ。
筐体には振動などのギミックは無く、ガンコンがボーガンの形状になっている。
弦の部分を引くとリロード。
ボーガンという特性から、基本的に単発の8本矢で進む事になり、
頻繁にリロードを求められるのが特徴の一つ。
また、一般的なガンシューは体のどこに当ててもダメージとなるが、
本作はヘッドショット以外はノーダメージ。
“狙い撃ち”が求められるゲームになっている。
ゾンビがワラワラいるシチュエーションで逃げ回る構成であり、
ホラー題材としては悪くない着地点だろう。
(その半面、難易度の高騰を招いているが・・)
 
題材が『ザ・ウォーキング・デッド』だけに、
ゾンビ以上のクリーチャーは登場しない。
どこまでいっても狙うのはゾンビであり、
後半飽きてくるんじゃないかな?と感じた。
後半まで行ってないのに言う事じゃないけど。
 
さて、ゾンビガンシューと言えば、
現在ロケテストが進んでいる『HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN』が楽しみだ。
アーケードでもちろんのこと、コンシューマ移植も期待してやまない。