俺様とSEGA MarkIII

1983年7月15日に発売されたファミリーコンピュータ
それから2年と3ヵ月後。
1985年10月20日に世の中に登場した“SEGA MarkIII”。
最初に言っておくと俺様はSEGA MarkIII”を購入してはいない。
そのときすでにファミコンを持っていたし、さらにパソコン(PC6001mkII)でも遊んでいたから、さらなるゲーム機を購入する余裕は無かったし、そこまでマークIIIのラインナップに魅力を感じなかった。
 
ファミコンに比べてちょっとだけグラフィックの質が高そうに見えたものの、全体的にB級色が強いものが多く、アーケード移植も無理が感じられるものが多かったように思う。
 
そんなマークIIIの印象が変わったのが雑誌で紹介されていた『北斗の拳』だ。
当時『北斗の拳』は人気沸騰中の漫画であり、ファミコン版の粗いゲームデザインに絶望していた。
だがマークIII版はファミコン版に比べてドット絵がよく描き込まれていて、技を出すアニメーションも雲泥の差だった。
マークIIIが格上のゲーム機のように見えたもんだ。
 
だからといって購入までには至らなかった。
それから時は過ぎ、マークIIIも「あの頃一度は遊んでみたかったゲーム機」の一つとなっていた。
そんな折、チャンスが舞い込んできた。
すでに所持していたセガの最新ゲーム機“メガドライブ”。
それにアダプターを取り付けるだけでマークIIIのソフトが遊べるという周辺機器が登場した。
メガアダプタである。
4500円という低価格でそれが叶うと、俺様は即座に購入。
FM音源に対応しておらず、PSG音源のみになってしまう欠点はあったものの、
もともとマークIIIソフトを遊んだ事がないのでそれほど痛手には感じなかった。
 
さて、ソフトである。
その頃、すでにマークIIIのソフトは2種類に分かれていた。
プレミア価格がつき始めていたものと、捨て値でワゴンに入っていたものだ。
捨て値のものはろくな物が無かった。
アレックスキッド BMXトライアル』『あんみつ姫』『アレックスキッド ザ・ロストスターズ』『め組レスキュー』『エンデューロレーサー』などを買ってみたが2〜3回しか遊ばなかった(^^;
あー、そうそう。『め組レスキュー』は専用のパドルコントローラが手に入らなくて、一度も遊ばないまま手放したんだっけ。
 
まともな値段で最初に買ったのはやはり『北斗の拳』。
難しかったけど、ファミコン版よりもちゃんとゲームになっていて楽しめた。
 
次は同じクラスのJが「歴史上最高のボクシングゲームだ!」と豪語していた『ロッキー』。
内容は全然覚えてないけど、手放した事を考えるとあんまり合わなかったんだろう。
 
アレックスキッドのミラクルワールド』は面白かった!
ジャンケンで負けるとゲームオーバーのボス戦はどうかと思うがw
実は俺様はスーパーマリオより好きなゲームである(爆)

天才バカボン』は地雷臭するものの、マークIII屈指の傑作ゲームだった。
サイドビューのマップを行ったり来たりして謎を解いていくソーサリアンみたいなゲーム。
もう内容忘れているから機会をみてまた遊びたいぜ。

極悪同盟ダンプ松本』と『星をさがして…』は、購入してからまだ一度もまともにプレイしていない積みゲーw。
 
こうして振り返るとマークIIIのごくごく一部しか購入していなかったな。
名作と名高い『ファンタシースター』『アレスタ』『覇邪の封印』なども未プレイ。
当時、マークIIIタイトルで定価近い値段だすなら、現在進行系のメガドラソフトを優先していた事を覚えている。
まだ買えるうちに揃えておけば良かったなーとか思うぜ〜。