成長しないピタゴラスイッチ

俺様の働いている会社は数年前にとあるグループ会社に買収されている。
今はそこの子会社として運営しているわけだけど、
同グループ他社の管理職から聞いた話。

「儲かっても全部親会社が持ってっちゃうから
儲かり過ぎないように調整しているんだ」と。

これもう成長しようがないダメなグループ構造なんじゃないか?
こういう話ってどこかで聞いた事あるなぁ・・と考えたらあれだ。
昔の地主と小作人の関係。

「お前ら頑張って米作れ!収穫したものは全部俺のものだ。
そのかわり生活の面倒は見てやる」

みたいな。
小作人は生活が保障される最低限の米しか作らなくなるに決まってるだろ。
そんな歴史の教科書にも載ってる簡単な仕組みすらわからない
アホの貴族が統治する国。
こういう成長しない仕組みの大企業が幅を効かせている日本も
同時に成長しないメカニズムに組み込まれている。
それに気づいている有能な経営者が企業して
新社会を構築するのに期待するしかないが、
そういう起業家はパワーがある反面で
道も誤りやすい特性があるのはなんでだ?