カレー番長への道 〜望郷編〜 第37回「般゜若 PANNYA CAFE CURRY」

今日は下北沢にやってきた。

とある情報筋によれば、最近の下北沢はカレー激戦区らしいのだ。
下北沢と言えばマジックスパイスぐらいしか知らなかったが、そんなに増えたのか!
ちょっと歩いただけでスープカレーの「心」を発見。

「心」は以前に池袋にも店舗があったね。
隠れ家的なオーラを放っていた「犬拳堂」という店も発見。

こちらは次回に訪れる事にしよう。
で、今日目指したのはこちら。

住宅街の中からポツンとカレーの匂いを漂わす「般゜若 PANNYA CAFE CURRY」だ。
スタンドカレーほどの狭い店内。券売機でカレーを選択。
マハーカツカレーに煮玉子ピクルスのトッピングを注文した。
カツカレーが1420円にトッピングが130円。けっこういいお値段。
俺様はカウンターに座り、じっとカレーを待った。
注文を受けてから一人で作っているので回転は良くない。
コンロも二つしかないから同時に2人分しか作れない。
じっと待つ。
やがてカレーがやって来た。

スープはサラサラ。
スープカレーと言っても差し支え無し。
カツにはイカスミが使われており、
ほろ苦い大人のカツに仕上がっている。
そしてスープだ。
カレーと呼ぶには繊細過ぎる旨味!
これは手が混んでいる。
高級スープを飲む感覚で食を進める。
カツの香ばしさも良いアクセントだ。
煮玉子もピクルスにする事でこんなにもカレーに寄り添うんだねぇ。
食後、口の中に残った旨味を何度も確かめるほどの旨味体験であった。
これはこの値段でも納得。
ガツンとしたインパクトは無いけど、優しさがクセになるカレーであった。

それにしても下北沢もまた魅力的な街である。
駅前はおしゃれな雑貨やアパレルショップが集まっているが、
ちょっと外れると昭和的な光景が残っていたりする。

探索のし甲斐があるぜ。
また来るぜカレー激戦区!