ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(111)「博多ラーメン食べ比べ」

福岡に行ったらやはり博多ラーメンを食べに行かないわけにはいかない。
それも最低3軒は食べ歩かないとその真価に気づく事は出来ないだろう。
俺様は初福岡であるので、当然、本場の博多ラーメンを食べた事がない。
「福岡来たらラーメンじゃなくてうどんだろ」などという声もあるが、
まずは一度経験しなければ何も言えないのだ。

 


最初に訪れたのがこちら。
博多駅に直結している博多デイトスにある「Shin Shin」さん。

 


俺様が頼んだのは「煮卵入りラーメン」「半やきめし」
煮卵以外の具はキクラゲ、チャーシュー2枚、
万能ネギというオーソドックスな博多ラーメンスタイル。
よく本場の博多ラーメンは豚骨臭いって聞くけど、
ここのは東京で食べる博多ラーメンと変わらない。


麺はソーメンのように超極細。
ここまで細麺の博多ラーメンは東京ではなかなか無い気がする。
すなわちこの麺の食感が最大の特徴である。

 


焼きめしも普通に美味いチャーハン。

 


2軒目はこちら「博多 一双」
夜遅くまで行列が途絶えないから並んでみたのだが、
駅のお土産店でレトルト麺が売ってるほどの有名店だった。
40分ほど並んでやっと店内へ。
途中、列に割り込もうとした外国人を撃退。

店内は豚骨臭い。
俺様が注文したのは「チャーシューメン」「白ご飯」
俺様がチャーシューメンのチャーシューをオカズに
ライスを食べる一派だという事はご存じであろう。
もう辛抱たまらなくなったのだ。


濁として泡だったスープ。
チャーシュー以外の具はキクラゲ、万能ネギ、一枚海苔。


麺はやはり超極細!
もしかしたらこれ本番博多ラーメン全般の特徴?
スープはクリィーミィで濃厚。
濃厚と言ってもクドイわけじゃない。
旨味の凝縮した何か。
「Shin Shin」よりも独特なクセがあって、俺様はこっちの方が好き。
チャーシューは美味いけどかなり薄くてゴハンで食べるには物足りなかった。


テーブルに辛子高菜と生姜があり、後半は味変に使える。

 

3軒目は翌日の昼に行った「博多元気一杯‼︎」さん。
飾りっ気無い店舗だったので写真撮り忘れた(^◇^;)
開店時間の15分前に到着したら、列の先頭に並べた!ラッキー!
俺様が頼んだのは「チャーシューメン」「半熟ゆで卵」
値段を見るとノーマルなラーメンが1000円。
キクラゲラーメン1200円、チャーシューメン1300円、
チャーシューキクラゲラーメン1500円、
チャーシューキクラゲネギラーメン1700円・・とかなり強気な価格設定。
やはりこの値段だと店に来るのは観光客がほとんどになる。
やがてラーメンがやってくる。


めちゃめちゃ泡立ってる真っ白なスープ。
期待度急上昇。
具はチャーシューの他はキクラゲ、ネギ。
これチャーシューキクラゲラーメンにすると
キクラゲの量が200円分ドカッと増えるんだろうか?
スープを飲んでみてビックリ。
なんてクリィーミィで濃厚なスープなんだ・・。
とろみがあってこってり。
天下一品のこってりラーメンを究極進化させた感じ!?
美味過ぎる・・。
俺様の大好きな鶏白湯にも似た香ばしい完成度の高い極上スープだ。


麺はやはり極細。
極上スープにちょうど良い絡み方。
そしてチャーシューも厚めのトントロ風。
ライスを頼めば良かったと後悔。

さて、この店の魅力はこれで終わりでは無い。
なんと替え玉に「カレー味」があるのだ!
それがこちら!


替え玉麺が最初からカレールーに浸されている?
これを残ったスープにこうだ!


あえて残しておいたゆで卵もトッピング。
よく混ぜて麺をすすると
先ほどまでとまるで違うミルクカレーラーメンが誕生していた!
なんだこれ美味すぎるだろ・・。
今回食べた3つの店舗はどれも美味かったけど、
個性という意味では他の2店舗を圧倒している。
また食べに来たい店だ。