ジャッキー・チェン烈伝「ポリス・ストーリー/REBORN」


ポリス・ストーリー/REBORN
2017年制作
中国(ツイン)
[原題]机器之血
[英題]BLEEDING STEEL
監督:レオ・チャン
製作総指揮:ジャッキー・チェン
脚本:レオ・チャン、エリカ・シアホウ、ツイ・シウェイ
上映時間:109分
日本公開日:2018年11月23日
出演:ジャッキー・チェン(リン役)、ショウ・ルオ(リスン役)、
オーヤン・ナナ(ナンシー(シーシー)役)、エリカ・シアホウ(スー役)、
カラン・マルヴェイ(アンドレ役)、テス・ハウブリック(女殺し屋役)
製作年度のジャッキー年齢:63歳頃

 

国際捜査官リンは危篤状態の娘の元に駆けつけるために
病院へと車を走らせていた。
だがそんなときに証人警護作戦に急行せよとの連絡が・・。
後ろ髪ひかれながら現場へとやってくるリン。
証人である博士を連行中、人造人間軍団に強襲される捜査官達。
人造人間軍団のボスであるアンドレに一矢報いるも重症を負うリン。
それから13年後、博士の残した人工心臓によって蘇生していた娘を
陰ながら見守るリンがいた。
 
『ポリスストーリー』なのにSF!?
しかも子供番組みたいなダッサイ衣装着てる人造人間とかw
既視感の強いスターウォーズみたいな宇宙船みたいなの乗ってるしw
もうリアリティとかそういうのは考えない純中国SFの系譜。
(『ロボ・フォース 鉄甲無敵マリア』等)

超B級だけど、こういうB級SFの世界で
アクションがんばる64歳のジャッキー、悪くない。
オーストラリアの有名なオペラハウスの上で戦うジャッキーとか、
つい笑顔になっちゃうっつーの。
最後はパラソルの上に着地とか、ファンサービスかっつーの!

まあしかし、最初の人造人間軍団vs警官隊のシリアスなバトルアクションシーンが
一番良かったかな。
それ以降はコメディシーンの割合が増えて
急速にスケール感を失うのは近年のジャッキー映画の風潮。
そこに押し寄せる雑なSFプロット。
でもなぜか退屈じゃないジャッキーマジックww
 
女性警官スーを演じたエリカ・シアホウ。
ジャッキー映画には美人さん多いんだけど、
凛とした美人で動きにもキレがあってステキだった。
 
原題からしてポリスストーリー関係無いと思うけど、
エンドロールでテーマ曲流れてるね。
日本に配給するときに差し替えたの?
いまだに「ポリスストーリー」とつけとけば客増えるのだろうか?
もうそんな安っぽい手は通用しないと思うけどなぁ。
それなら「ジャッキーvs人造人間」とでもしといた方が話題になる気もw

余談だけど映画が始まるときに
色々な企業ロゴアニメがたくさん出て映画がなかなか始まらず、コントかと思った(^^;
ビックカメラの紙袋みたいに一度に全部出したらどうか?(爆)