ライド・オン
2023年制作
中国(ツイン)
[原題]龍馬精神
監督:ラリー・ヤン
脚本:ラリー・ヤン
音楽:ラオ・ツァイ
上映時間:126分
日本公開日:2024年05月31日
出演:ジャッキー・チェン(ルオ・ジーロン役)、リウ・ハオツン(シャオバオ役)、
グオ・チーリン(ルー・ナイホァ役)、ユー・ロングァン(ホー総裁役)、
ユー・アイレイ(シアマオ役)、ジョイ・ヨン(インズ役)、アンディ・オン(ダミー役)、
シー・ヤンネン(デビッド役)、ラン・ユェティン(シャオバオの母役)、
シャオ・シェンヤン(リーヤン役)、レイ・ロイ(ワン社長役)、
ウー・ジン(ユェン・ウェイ役)
製作年度のジャッキー年齢:69歳頃
香港映画界の伝説のスタントマンだったルオ・ジーロン。
年をとった今は落ちぶれて、愛馬チートゥとともにひっそりと暮らしていた。
そんなある日、チートゥを譲ってもらった会社が倒産。
チートゥは競売にかけられようとしていた。
困ったルオは、疎遠になっていた法学部に通う娘に相談に行く。
それと時を同じくして、ルオとチートゥにスタントマンの仕事が舞い込み始める。
スタントマンの晩年を題材にする事で、
ジャッキー自身の人生ともリンクしており、70歳を迎えた事で、
スタントマン人生を振り返る作品を作りたくなったのかなあと思った。
動物愛や親子愛などがこってりと描かれており、少々クサい。
直前に香港スタントマンの晩年を扱ったドキュメンタリー
「カンフースタントマン 龍虎武師」を観ていたので、
本作のテーマも少しヌルく感じてしまった。
ジャッキーの過去作をオマージュした演出や、
過去作の映像などが使われているのはファンには嬉しいサービス。
ただし、主人公のルオは
スクリーンに顔は登場しない純粋なスタントマンの設定なのに、
ジャッキーの過去映像は完全に主役の顔見せ映像で、
本来は存在してないはずだよなあと思った。
娘役のリウ・ハオツンがカワイイ。
ジャッキー映画のヒロインはいつもカワイイ子をキャスティングしてくるよなあ。
本作はアクション映画ではないけど、
ベテランスタントマンという設定なので、
軽めのジャッキーアクションは散りばめられている。