今日は浮間舟渡にある「季節料理 たら福」でチョイ呑みだ。
大きな道路から一本中に入った住宅街にあるからなのか、
めちゃめちゃ静かな場所にある店だ。
隠れ家感が強くて入るのは少し勇気が必要だった。
同じ通りにもう一軒「粋肴しま田」という居酒屋があるのだが、
この通りに商業施設はこの二軒だけだ。
店内に入ると先客は2組。
店員さんは3人のおばあちゃん。いいねぇ~。
カウンターに座って生ビールをお願いする。
その間にツマミを決めるのだが、メニューは店内に貼られたものを見回す事になる。
色々あるので迷っていたら、
「何にしますか?」とおばあちゃんの一人がやってきた。
焦りを隠しながらひとまず2品を注文。
最初の一品目は「まぐろぶつ」。
食べてみてビックリ。これ中トロじゃないの!?
めちゃめちゃ美味い!
これで500円は破格なんじゃないだろうか?
続いて「ヒナもも焼き」というのを頼んだ。
メニューを見渡す限り、この店は海鮮と焼鳥がメインの店らしい。
そして、ちょっと予想外のがキタw
ちょっとしたクリスマスだぜw
持つところも熱い(^^;
アツアツをハフハフしながらがっつく。ワンパクだなぁ。
続いては普通の焼き鳥も食べたかったので「つくね焼き」を注文。
3本で500円。塩かタレを選択可能。
「ヒナもも焼き」はタレだったので塩にした。
これ塩気が効いてて優しい“ベーシックつくね”だわ。
「アジの美味しいの入ってるよ」って言うから
「アジフライ」を頼んでみた。
ちょっと油の温度高すぎかなぁ~?
パリパリと硬かった。
そろそろ腹も膨れてきたのでシメにする。
それは俺様が最も気になっていた「カレーライス」だ!
こういう個人経営の大衆居酒屋で出てくるカレーライスってどんなんだろうね?
やがてカレーがやってくる。
おばあちゃんが「うちのカレーは辛いから気をつけてね♪」とアドバイス。
なんでもお客さんが「もっと辛くしてくれ」と言ってくるから、
どんどん辛くなっていったとか。
ルー自体は業務用のものを使ってるんだろうけど、
みるからに具だくさん。
たまねぎ、ニンジン、豚肉、ジャガイモなどがゴロゴロ入っている。
小麦粉でのドロドロ感も嬉しい“ザ・昭和のおうちカレー”!
確かにピリリと来るけど、後には全然残らない辛さだ。
薬味にはらっきょうを刻んだものが乗っている。
すっかり満腹になったぜ。
このお店はおばあちゃん3人のキャラクターが店の雰囲気を作り出している。
注文が聞こえなかったり、頼んだものを忘れたりするのもご愛嬌だぜ。