パワーイレブン
(ハドソン)
1991年6月21日/サッカー/5800円
パワーシリーズ第三弾はサッカーだった。
Huカードを本体に挿して電源を入れると
なぜかその模様をドット絵にした演出が・・。
なぜこれをアニメーションにしようと思った?
ゲームモードは「HUDSON CUP」「VS MODE」
「WATCH MODE」「PK MODE」の4つ。
それにしても何なのこのサイコなモード選択グラフィックは。(^_^;
ゲーム本編とは関係無いけど、
ちょっと変わったセンスの人がグラフィックを担当しているようだ。
ちなみにモードを選択したときにこのグラフィックがアニメするのだが、
「WATCH MODE」を選択すると目がギョロギョロと動く。
ホラーゲームかな?(^^;
メインのモードである「HUDSON CUP」をプレイしてみよう。
世界各国の代表チームが優勝を争うモードらしい。
まずチームを選択する。
アルゼンチン、ソビエト、イタリア、西ドイツ、ブラジル、スペイン、
オランダ、イングランド、コロンビア、フランス、ウルグアイ、日本・・
という12チームだ。
おそらく選んだチーム以外の11チームに勝利すると優勝なのだろう。
日本代表チームを選ぶ。
飛行機が西ドイツへ飛ぶ。(ストIIみたい)
どうやら初戦は西ドイツが相手みたいだ。
試合前にフォーメーションを3タイプから決める。
攻撃重視、バランス型、守備重視のいずれかだ。
画面は真上から見たカメラ。
十字ボタンでボールに一番近い選手を操作する。
アクションは全てIボタンで行う。
ボールを持っていないときはスライディング。
ボールを持っているときはパスかシュートかが自動的に判定される。
ではIIボタンは何に使うのかというと、
IIボタンを押している間、画面に表示されたゲージが消費され、
その分、シュートなどのパワーが上がるという仕組み。
追い付かれそうになったらドリブルのスピード上げたり、
シュート直前で使ってゴール成功率を上げたり・・。
このあたりわかりにくいので、一般的なパスとシュートにボタンを分けて、
それぞれのボタンでタメ操作があった方が良かったかも。
ハーフタイムになるとチアリーダーが登場。
こういう演出が間に挟まるのは嬉しい。
チアリーダーに元気を貰ったので勝利する事ができた。
試合が終わるとスポーツニュースが始まる。
試合結果のあと、次の相手チームが挑発してきたりする。
こういうドラマティックに盛り上げるの大事。
ニュースの最後にキャスターが言うパスワードを使うと、
次回に続きから遊べる。
なお、このソフトはバックアップシステムにも対応しており、
PCエンジンに接続していた場合、セーブも可能となっている。
次の試合のブラジル戦にも勝利。
そのときイベントが発生した。
突然フィールドに乱入者。
熱いファイトを見て感動したのでチームに入れてくれという。
このあとチームの誰かと入れ替える事が出来る。
突然乱入した素性も知らないヤツを日本代表に入れるのどうなのw
彼の名前は「テンガイ」。
よく見ると日本チームの選手名、
全員PCエンジンで出たゲームタイトルだなw
何はともあれ、こうしてチームを強化していく事で、
残りの試合を勝ち抜きやすくする仕組みみたいだ。
さて、最後に「PK MODE」もご紹介しよう。
PKは相手と交互に5回シュートをしあって勝負を決する。
蹴る側もキーパー側も操作は同じで、
左、左上、上、右上、右の中から蹴る位置(キーパーなら飛ぶ位置)を
3秒以内に決める。両者の選択が一致するとゴール失敗となる。
つまりは運試しミニゲームである。
より多くゴールした側が勝ちなのだが、
なんなのこの気の抜けたリザルト画面は。(^O^;;