自作ゲームTシャツ その29

まずはこのCMを見て頂こう。


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そう任天堂の今を作り出したヒット商品「Game & Watchだ。
1つの本体に1つゲームが収録されており、
難易度の違う「GAME A」と「GAME B」が選択できる。
また、時計としての機能も備えていた。
(が、実用的な時計として使っていたという人を聞いた事がないw)
第1弾の「ボール」が発売されたのは1980年4月28日。
そこから数ヶ月間隔で「フラッグマン」「バーミン」
「ファイア」「ジャッジ」と発売されていく。
近所の子がそれで遊んでいるのを見てビックリした。
ゲーセンのゲームでもない、
はたまたポケットメイトのようなアナログゲームでもない、
液晶に描かれたパターン絵を切替える事でデジタルなゲームが成立している。
そしてシンプルな動きの繰り返しでハイスコアを狙う。
なんとも魅力的に思えた。
定価は5800円。まだちびっ子だった俺様が買って貰うには高額商品。
おそらくは誕生日や正月を待って「ファイア」を買ってもらったんだと思う。
火災ビルから落ちてくる人を地上で受け止めて、
救急車まで跳ねさせて運ぶゲーム。
だんだん速くなっていくゲームスピードに興奮が高まる。
そしていつしかスコアが表示限界に到達していた(999?)。
生まれて初めてのカウンターストップ経験だ。
そこから1年後に「ヘルメット」という
上空から落ちてくる工具を避けるゲームを購入。
そして弟が「ドンキーコングJr」を購入。
リアルタイムに我が家で体験できた「Game & Watch」はこの3本である。
憧れのマルチスクリーン「ドンキーコング」は購入できなかった。
もっと集めたかったなぁ。
幼少の頃の思いをぶつける形でTシャツを作ってみた。

 

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「Game & Watch」は日本未発売のものを含めると
約59タイトルがリリースされている。
もしあの頃に大人だったなら、コンプリートして飾るなんて事も考えたかも知れない。
やってくれないかな~、ディアゴスティーニ
「月刊 完全復刻Game & Watchコンプリート」みたいなやつw