続報・俺様、動けなくなるの巻

先週の木曜にギックリ腰が発症。
その翌日まではほとんど身動きが出来ない状態であった。
一度座ったら立ち上がるのが困難。
パンツを履くのさえ長時間かかる状態。
眠ったら寝返りが打てないし、起き上がるのに悶絶していた。
だが人間とは学習する生き物である。
腰の痛みは時間が経過してもあまり治まらなかったが、
腰を曲げずに行動すれば痛みなく動ける事を発見した。
背筋を伸ばし、体の軸を垂直に保ち、行動する。
ヒンズースクワットの動き。相撲の四股を踏むときの動き。
腰を曲げさえしなければ、痛みは無い。
なのである程度は生活に必要な行動が出来るようになった。
間違えて腰を使うと激痛が走るが、それは自分のミスだ。
「ぐわんばる殿下」だって
直角にしか歩けなくても生きていけたんだからな!

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そんなとき、生命保険の担当者から電話。
いま契約している保険があと数年で保険料が爆上がりするのだが、
コロナに感染すると契約見直しが却下されるので
今のうちにやっておいた方が良いとの連絡。
だが俺様の腰はまだまだ外を出歩ける状態ではない。
あと2週間ぐらい後にできないか?と聞いたところ、
2月になると俺様は年齢が1つ上がるので、保険料が高くなる・・とのこと。
てことは、1月中の今しかないじゃん・・。
その保険の営業所は隣町にあるので、意を決して自転車で行ってみる事にした。

 

腰を曲げないように、垂直にサドルに座り、姿勢を変えずにペダルを進める。
問題無い。全て垂直を保って動けばいいのだ!ぐわんばる!

 

自転車で道を進む。
順調だ。
やはり背筋を伸ばして走れば腰は痛くない。
道は線路を越える長い橋へと差し掛かった。
自転車で通れる道は狭い。
橋への上り坂に入ろうとすると、前に自転車に乗ったお婆さんが入ってきた。
俺様はお婆さんの後ろにつく。
お婆さんは上り坂になるとみるみるスピードが落ちていく。
浅草花やしきのパンダカーぐらい遅い。
保険屋との約束の時間が迫る。
そこで俺様はお婆さんの横を通って追い越す事にした。
一車線分は空いている。
ペダルに力を込めてスピードを増す。
そしてお婆さんの横へ。
するとお婆さんはそれを見て慌てたのか
フラフラと俺様の方へ自転車を寄せてきた。
危ないと思いスピードを出してお婆さんの前へ出ようとする俺様。
だが、幅寄せによって狭くなった事で、
俺様の自転車のハンドルがガードレールの溝にハマった!
そして突然スピードを失った自転車はバタンッと横転。
腰が曲がらない俺様は
自転車に乗った形のままアスファルトに叩きつけられた!

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腰と膝を強打・・。
「うぎゃああああーーっ!! 」と
有刺鉄線電流爆破マッチで被爆する
大仁田厚ぐらいのリアクションをとってしまう俺様。
アスファルトに突っ伏して動けない俺様を横目にお婆さんは
「追い抜こうとするからだよ・・」
と言いながら走り去っていった・・。

 

 

腰痛はもちろん悪化(==;
そして膝もずっと痛い・・。