「ラスト」と名前がついているので、三部作の最終作のつもりで作ったんだろう。
シリーズの集大成・・というには首を傾げる内容になっている。
ステージ1は「天の神々たち」の再現。
プレイヤーキャラクターは前作と一緒。
一作目と二作目で変えたんだったら、三作目も変えろや。
(このあたり、前作までの熱量が冷めているのがわかる)
ステージ2は1作目の「ロマンシア」の使いまわし(--;
ステージボスもよくわからないオリジナル。
ステージ3はもやはどこだかわからない。
ステージ4になるともはやコンセプト度外視。
「聖闘士星矢」の十二宮を再現している(爆)
まず最初に白羊宮でムウと出会う。
次は双児宮のサガ。
何もしないで通過すると何もしてこないが、
攻撃を当てると猛反撃してくる。
処女宮のシャカ。
天蝎宮のミロ。
ここで先の方の宮が見られる。
ステージの最後は磨羯宮のシュラと対決。
だんだんゲームが「かいけつ!親分マン」みたいになってきたw
ステージ5は「源平討魔伝」の再現らしい(^^;
ステージ6は再び元ネタのわからないオリジナルステージ。
ステージ7は前作と同じく会話シーンから始まり、ボス戦のみの戦いになっている。
「ギロバレス、バルデウスを倒し、よくぞここまで来た・・・・・」
「だんだん読めてきたぜ・・・あんたの正体がな!!!!!」
「ほう・・・面白い。この私の正体が分かるだと?ならば申してみよ・・・・・」
「考えてみれば、ギロバレス、バルデウス、
そして六人の豪傑達を統率できる者と言えば、お前以外考えられん・・・・・」
「褒めて頂き光栄だが・・・結論を聞こう・・・・・・私は一体誰だと言うのだ?」
「伝説の英雄、親分マン!!!!」
「・・ク・・クク・・・ハハハハハハハ。私が親分マンだと?正義の味方の?
こいつは傑作だ!正義の味方が悪の総元だったとはな!!」
「間違っているとは言わせぬぞ!!」
「・・・・・・・・・・」
「俺達だって信じたくないが・・これが真実なんだ!」
「ムムム・・・・・」
「ドウダ!なんとか言ってみろ!!」
「なんとか」
「そうじゃねえ!!」
「フフフフ・・・・・そうとも・・・俺は親分マンだ。
貴様ら・・・貴様ら・・・生かしちゃおかねぇ!」
「死んでいった者の怒り・・・・思い知れ!!!!!!!」
そして「ソーサリマンvs親分マン」という
夢のクロスオーバー対決で三部作は終幕となる。
まあ、この時点で誰も「親分マン」なんて覚えていないから、
自己満足120%の展開だった事は間違いない。猛省。
親分マンを倒した直後、
エンディング画面が表示されるたタイミングでエラーで止まった。orz
絵に描いたような不良ソフトだ(^^;
題材となるソーサリアンのシナリオは、
追加シナリオ集も含めればまだまだたくさんあったが、
おそらく「ソーサリアンシナリオの再現」という事自体に飽きていたんだと思う。
そこで親分マン時代の闇鍋状態に戻ってしまったわけだが、
元ネタすらわからないステージがあったりと、手抜き感がヒドイ。
まさに晩節を汚すとはこの事だ。