自作ゲームセルフレビュー(6)「戦国ソーサリマン」

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前作「ソーサリマン」が好評だったので、
続編を作る事にした。題材となるシナリオはまだまだ残っている。

 

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ステージ1は「呪われたオアシス」を再現したステージ。
システムはほぼ継承しているが、主人公パーティは
「人間・戦士・アダルト」と「エルフ・女・ヤング」に変えた。
前作で不評だったステージごとのパワーアップリセットは廃止した。
そのかわり、全7ステージを通して少しずつ強化するように設計した。

 

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「ソーサリマン」は“ソーサリアンの再現”がコンセプトなので、
一つ大きな問題があった。
シューティングとしてソーサリアンの背景を再現すると、
“どこが背景でどこが壁なのかわかりづらい”という事だった。
シューティングとしてアタリがわかりづらいのは致命的であるが、
俺様はそれをゲーム性とする事にした。
つまり敵との戦闘は極力簡単にし、
マップのルートを読み解く事を主軸のゲームにしたのだ。
そこが壁かどうか判断する方法はある。
魔法を当てて通過すれば背景、魔法が消えれば壁である。
この特徴は前作ではハッキリしなかったが、本作は如実にそれを意識して作っている。
木の上から垂れ下がった蜘蛛の糸が実は壁であり、当たったら死んだり・・とか。

 

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ステージ2は「紅玉の謎」を再現。

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ステージ3は「氷の洞窟」を再現してるけど、
なぜかボスはピラミッドソーサリアン「魔の下僕ガッシュの陰謀」のガッシュ

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このステージの途中で助けを呼ぶ声が・・

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声の玉を破壊すると中から「魔法使い・男・オールド」が!

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合流すると敵へと突撃する弾として活躍するw

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ステージ4は「囚われた魔法使い」を再現。

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途中で「ドワーフ・男・ヤング」と合流し、盾となって敵の攻撃を防いでくれる。

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ステージ5は正直言って、どのシナリオを再現したのか思い出せない。
ソーサリアンにこんなボスいたっけ?
ひょっとしたらネタが尽きてこのステージはオリジナルで作ったのかも。

 

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ステージ6もオリジナルっぽい。
途中で「不老長寿の水」のダブル・デビルズが登場するが、
ステージの形はまるで違う。

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どうやらオリジナルの中ボス「タニケー」が登場。

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ステージ7は最終ボスとの会話のあとにボス戦となる。
「フフフフ・・・・とうとうここまで来たか、ソーサリマン!!」
「貴様、いったい何者だ!!」
「我が名は夢幻王バルデウス!この星は私の物だ。
命が惜しくばさっさとこの城から出てゆけ!!!!」
「ふざけるな!貴様のようなやつからこの星を守るのが我々の使命だ!!」
「フフフ・馬鹿な奴らだ。自ら死を選ぶとは笑止な。
それほどまでに死にたいなら、わし自ら殺してくれようぞ・・・」
「果たしてそう上手く行くかな?貴様の野望もここまでだ!!」
「調子に乗るなソーサリマン!!
貴様らが苦労して倒したギロバレスでさえこの私には雑兵でしかないのだ。
私こそ世界の覇者なのだ!」
「・・・・・・・・・」
「どうした・・、恐ろしくて声も出ないか・・・」
「フフフフ、フフフフフフ・・・」
「何がおかしい?」
「貴様は声で戦うのか?」
「フン!よかろう・・・・」
「この先のコロッセオで待っている。
そこへ来たときが、貴様らの最期だ・・・・・・」
「バルデウス・・・必ず貴様を倒す!!!!!!」

 

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ボスは倒すたびに攻撃を変えて襲ってくる。
かなり固い。

 

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これがエンディング画面。
当時、高校生だった俺様に言いたい。
ゲームクリアしたときは、こんなテキストのエピローグよりも、
グラフィカルなイメージを一枚表示した方が達成感あると思うゾ・・。


ゲーム的には途中でパーティが増える演出など、
少しでもサプライズを入れようとしているのは評価できる。
前作との差別化は出来ていると思うね。
ただ「戦国ソーサリマン」というタイトルにしながら、
「戦国ソーサリアン」の再現ステージが一つの無いというのは、
へそ曲がり過ぎて当時の俺様をぶん殴りたいね(^^;