マラスキーノ・チェリーってご存知?

昭和時代のケーキとか、甘い菓子パンなんかに使われていた。
サクランボの形してるグミみたいなやつ。
ショートケーキのイチゴみたいな態度でご褒美ヅラしてるんだけど、
いざ食べてみると甘いだけでそんなに美味くないの。
「子供だから甘ければ甘いほど好きだろ」と軽く見られてる感じがして、
あれがのっているとちょっとガッカリしたもんだよ。
(好きだって人がいたらゴメン)

で、あれの正体だけど、
サクランボに似せたものではなく、サクランボの加工品だった。
サクランボを塩水に漬けた後に、
着色剤、香味料、シロップ、アルコールなどに漬けたものらしい。
マラスキーノとはチェリーのリキュールの事で、
本来はそのリキュールで漬けるのをマラスキーノ・チェリーといった。

ケーキのトッピングとして採用したのは、
常温でも保存が効く食材だったからだろうけど、
アルコール漬けって子供はそんなに好きじゃないんだよね。
大人の食べ物だよ。
あと、サクランボってもともと甘いじゃん?
甘いものを甘いもので漬けるという発想は欧米人の舌から出たもの。
イカを甘くするために塩をふる日本人とは真逆の発想だよ。

とはいえ、俺様が今まで食べてきたのは
実は質の悪いマラスキーノ・チェリーだったのかも知れん。
ちゃんと作ったマラスキーノ・チェリーは美味いのかも知れないし、
本来は大人がブランデーのつまみなどで食べるものだったのかも知れん。
もし本物のマラスキーノ・チェリーを食べる機会があれば、
マラスキーノ・チェリーを食べてみたいかもね。
マラスキーノ・チェリー。

そんな俺様もイチゴに練乳かけるの好きです。
あとキンキンに冷やしたイチゴに牛乳かけて
スプーンの裏で潰して食べるの最高です。

以上。

 

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